高尾山の初詣は、東京都内でも屈指の人気を誇り、毎年多くの参拝者でにぎわいます。
特に元旦から三が日にかけては、参拝客・登山客・観光客が集中し、時間帯によっては身動きが取りづらいほどの混雑になることも。
この記事では、高尾山初詣2026の混雑ピークがいつなのかを中心に、日付別・時間帯別の混雑状況、参拝時間、屋台の出店情報、駐車場やアクセス方法までをわかりやすく解説します。
「できるだけ空いている時間に参拝したい」「初詣と屋台を両方楽しみたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
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高尾山の初詣2026はどれくらい混む?【結論まとめ】
結論から言うと、最も混雑するのは以下の時間帯です。
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元旦(1月1日)0:00〜3:00(年越し参拝)
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三が日(1月1日〜3日)10:00〜15:00
一方で、比較的ゆったり参拝できる狙い目は、
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早朝(6:00〜8:00)
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夕方以降(16:30〜)
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1月4日以降
となります。
高尾山初詣2026の混雑状況(日別・時間帯別)
ここでは、2026年の高尾山初詣について、日付ごと・時間帯ごとに混みやすいタイミングと比較的落ち着く時間帯をわかりやすく整理しました。
混雑を避けたい方や、行く時間を検討している方はぜひ参考にしてください。
12月30日まで(年末直前)
12月30日頃までは、混雑の度合いは通常の土日と大きく変わらず、登山道やケーブルカーも比較的スムーズに利用できます。
年末の静かな高尾山を楽しみたい方には、この時期が狙い目です。
12月31日(大晦日)
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夕方以降:徐々に参拝客が増え始める
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22時頃〜深夜:人の流れが一気に増加し、明らかに混雑
大晦日の夜からは、薬王院へ向かう初詣客が集中し始め、1号路は歩くスピードが落ちるほど混み合います。
ケーブルカーも待ち時間が発生しやすくなります。
元日深夜(0:00〜2:00)|初詣の最初のピーク
年が明けた直後は、初詣目的の登山者が一斉に動くため、元日0時〜2時頃が最初の混雑ピークとなります。
この時間帯は、参道・登山道ともに人が多く、ケーブルカーは30〜60分以上待つケースも珍しくありません。
元日早朝(5:00〜8:00)|最大ピーク(初日の出)
高尾山の混雑が最高潮に達するのが、初日の出前後の時間帯です。
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高尾山の初日の出時刻:例年6時48分〜6時50分頃
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2026年予想:6時48分頃
この時間帯は、山頂・展望台・リフト終点付近を中心に、人の波が途切れず、身動きが取りにくくなることもあります。
写真撮影や日の出鑑賞を狙う方は、早めの行動が必須です。
正月三が日(1月1日〜3日)の混雑状況
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1月1日(元日)
午前中から昼過ぎにかけて混雑が続き、終日人出が多い一日。 -
1月2日
午前中は混み合いますが、午後になるとやや落ち着いてきます。 -
1月3日
三が日の中では比較的余裕がありますが、午前中は一定の人出があります。
1月1日(元旦)|最混雑日
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深夜0時前後から人が一気に増加
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0:00〜3:00は年越し参拝で最大ピーク
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9:00頃から再び混み始め、10:00〜15:00は終日混雑
1月2日・3日|大混雑だが元旦よりは緩和
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午前10時〜15時が混雑の中心
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元旦より若干分散するが、人出は多い
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昼前後は登山道・薬王院周辺ともに混雑
1月4日以降|混雑は大きく緩和
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参拝客が一気に減少
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待ち時間はほぼなし
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写真撮影やゆっくり参拝したい方におすすめ
【時間帯別】高尾山初詣の混雑ピーク
| 時間帯 | 混雑度 | 特徴 |
|---|---|---|
| 0:00〜3:00 | ★★★★★ | 年越し参拝で最大混雑 |
| 6:00〜8:00 | ★★☆☆☆ | 比較的空いている |
| 10:00〜15:00 | ★★★★★ | 三が日の最混雑時間 |
| 16:30〜18:00 | ★★★☆☆ | 徐々に緩和 |
| 18:00以降 | ★★☆☆☆ | 夜は落ち着く |
高尾山薬王院 初詣の参拝時間・護摩祈祷について
1月1日の参拝・祈祷時間
元旦は、午前0時から護摩修行が始まり、年明け直後から厄除けや祈願の祈祷を受けることができます。
その後も朝6時以降は一定の間隔で護摩焚きが行われるため、深夜・早朝・日中のいずれの時間帯でも参拝と祈祷が可能です。
ただし、元旦の午前中から昼過ぎにかけては特に参拝者が集中しやすく、待ち時間が長くなる傾向があります。
スムーズに参拝したい場合は、時間に余裕をもって行動するのがおすすめです。
1月2日以降の参拝・祈祷時間
1月2日以降も、護摩祈祷は毎朝6時から実施され、午前から午後にかけて厄除け祈願を受けることができます。
混雑を避けたい方は、午後の早い時間帯(13時〜15時頃)を狙うと、比較的落ち着いた雰囲気で参拝しやすくなります。
当日の人出や待ち時間は天候や曜日によっても変わるため、現地の状況を確認しながら訪れると、より安心して参拝できるでしょう。
高尾山初詣の屋台はいつまで?
調査したところ、高尾山薬王院の初詣期間中、境内に屋台の出店は行われていません。
いわゆる縁日のような露店を目的に訪れる場所ではない点は、あらかじめ知っておくと安心です。
その一方で、高尾山では屋台がなくても食事や軽食を楽しめるスポットが点在しています。
山麓・登山道沿いの飲食スポット
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高尾山の麓エリアには飲食店が複数あり、登山前後に立ち寄ることができます
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登山道の途中には茶屋や売店があり、休憩を兼ねて軽食を取ることも可能です
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山頂には蕎麦店があり、参拝や登山の締めくくりに食事を楽しむ人も多く見られます
自然の中を歩きながら、気になったお店に立ち寄るのも高尾山ならではの楽しみ方です。
軽食・売店について
道中の売店では、まんじゅうなどの手軽に食べられる和菓子が販売されていることもあります。
歩きながら小腹を満たしたい方にはちょうど良いでしょう。
トイレ・混雑の注意点
公衆トイレは複数設置されていますが、初詣シーズンはトイレも混み合いやすい傾向があります。
登山を始める前に、駅や麓で済ませておくのがおすすめです。
また、飲食店や茶屋は時間帯によっては行列ができることもあります。
混雑を避けたい場合は、ピーク時間を避けて少し時間をずらして利用すると、比較的スムーズに楽しめます。
高尾山初詣2026のアクセス方法
電車でのアクセス(京王線)
京王線「高尾山口駅」からは徒歩約3分で清滝駅に到着します。
清滝駅からは、高尾登山電鉄のケーブルカー、またはエコーリフト(山麓駅発)を利用して山上方面へ向かいます。
ケーブルカー利用の場合
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清滝駅 → 高尾山駅
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所要時間:約6分
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下車後、薬王院方面へは徒歩で約20分
山頂で初日の出を拝みたい場合は、ケーブルカーを利用するのが定番ルートです。
高尾山ケーブルカーは、12月31日から1月1日にかけて終夜運転を実施し、混雑時には10分〜15分間隔で臨時運行が行われます。
初日の出に間に合うよう、早朝5時頃までに山上へ到着するスケジュールを組んでおくと安心です。
エコーリフト利用の場合
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山麓駅 → 山上駅
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所要時間:約12分
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下車後、参拝エリアまでは徒歩で約30分
元旦は午前5時頃から運行開始となるため、深夜帯の移動には利用できません。
早朝利用を考えている方は注意が必要です。
交通手段の注意点
徒歩で登る場合は、初心者でも歩きやすい「1号路」が選ばれています。
道幅が広く、舗装や照明も整っているため、夜間でも比較的安全に通行できます。
京王線「高尾山口駅」は、大晦日から元旦にかけて終夜運転が行われる年も多く、深夜や早朝でもアクセスしやすいのが特徴です。
高尾山初詣2026駐車場情報と渋滞対策
年末年始は周辺駐車場が早朝の段階で満車になるケースが多いため、車でのアクセスは不向きです。
そのため、公共交通機関の利用が最もスムーズとされています。
高尾山の初詣は、12月31日の夜から1月3日までが一年で最も混み合う時期となり、特に駐車場は早朝6〜7時台には満車になるケースが多いのが特徴です。
周辺には主に市営駐車場と薬王院の駐車場があり、そのほか徒歩圏内に臨時駐車場や民間駐車場が点在しています。
ただし、年末年始は車での来訪が集中するため、公共交通機関の利用が基本的に推奨されています。
どうしても車で向かう場合は、予約制駐車場の活用や早朝6時前の到着を前提に計画する必要があります。
高尾山 初詣の主な駐車場情報
市営高尾山麓駐車場
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特徴:駅から近く利便性が高いため、特に人気が集中しやすい
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料金:普通車 1,000円(繁忙期)
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利用時間:24時間利用可能
高尾山薬王院 自動車祈祷殿駐車場
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特徴:約250台収容。祈祷殿を利用する方に向いている
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料金:普通車 500円
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利用時間:8:00〜16:00(時間外利用不可)
氷川神社 臨時駐車場
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特徴:混雑時に限り開放される臨時対応の駐車場
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料金:普通車 2,000円(繁忙期)
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利用時間:8:00〜17:00
車移動に便利な裏ワザ:「パーク&ライド」
渋滞や満車のストレスを回避するには、中心部に直接車で入るのではなく、少し離れた駅周辺に駐車してから電車でアクセスする方法が断然おすすめです。
この「パーク&ライド」なら、混雑や高い駐車料金、長時間の待ちを避けながら快適に初詣に行けます。
高尾山初詣2026混雑を避けるためのポイントまとめ
初詣は、混雑をうまく避けられれば、心も体もリラックスして過ごせます。
高尾山で快適に参拝するための混雑回避テクニックをお届けします。
空いてる時間帯で参拝へ【3つの狙い目時間帯】
① 朝一番の早朝参拝(6:00~9:00)
特に1月2日・3日の朝6時台は驚くほど空いており、スムーズに参拝できます。
寒さは厳しいですが、朝日を浴びながらの参拝は清らかな空気と相まって特別な時間になります。
防寒を万全にして、朝の静けさを味わいましょう。
【早朝プラン】
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1月2日 or 3日 6:00到着 → 6:30までに参拝
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朝食は近隣カフェやパン屋でゆったり
② 夕暮れ時(16:00~閉門まで)
多くの参拝客が帰り始めるこの時間帯は、日中ほど混雑せず、ゆったりとした雰囲気。
足元が暗くなるので、照明の確保や歩きやすい靴がおすすめです。
【夕方プラン】
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1月2日 16:00~17:00到着 → 暗くなる前に参拝を楽しむ
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周辺で夕食をゆっくり
③ 三が日を外した平日(1月5日以降)
三が日にこだわらなければ、1月5日(月)以降の平日は断然空いていておすすめ。
参拝待ちもほとんどなく、御朱印やおみくじも並ばずにいただけることが多いです。
2026年は1月2日が金曜日。
翌週(6日以降)は仕事始めの人が多く、境内が一気に落ち着きます。
予定が調整できる方は、このタイミングを狙うのがベスト。
【平日ゆっくりプラン】
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1月5日以降に参拝 → 並ばずにゆったり過ごす
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御朱印やお守りもゆっくり選べる
▶ できれば避けたい“激混み時間”
以下の時間帯は、特に混雑するので避けるのが無難です。
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年越し深夜(12/31 23:00~1/1 3:00):カウントダウン参拝で大行列
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三が日(10:00~15:00):観光客・家族連れが集中する時間帯
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1月3日(土)・4日(日)のお昼:週末が重なる2026年は特に混雑が予想されます
これらの時間に訪れる場合は、時間に余裕をもって、混雑もイベントの一部として楽しむ心構えが必要です。
ルート選びで混雑を回避
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初心者・子連れ・高齢者
→ ケーブルカー+1号路 -
体力に余裕がある方
→ 1号路でも「下山時間帯(午後)」を狙うと比較的空きやすい
※ 初日の出目的でなければ、無理に深夜・早朝登山をしないのも立派な混雑対策です。
早朝・夜間+宿泊プランを活用しよう
早朝や夜の参拝時間を狙うことで、比較的落ち着いた環境でお参りすることができます。
特におすすめなのが以下の時間帯です。
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【1月2日・3日】早朝7:00〜9:00頃
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【1月2日・3日】夜20:00以降
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【元日】深夜3:00〜6:00頃(穴場タイム)
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【夕方】閉門間際の16:00〜17:00頃
ただし、こうした時間帯は公共交通機関が動いていなかったり、アクセスに不安がある場合も。
そのため、前日の夜に高尾山周辺のホテルに宿泊する「前泊」もおすすめです。
▼ こんな人にぴったり
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遠方から訪れる方
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夜間や早朝の移動に不安がある方
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家族でゆっくり過ごしたい方
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初詣+観光を一緒に楽しみたい方
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混雑を避けて高尾山初詣を楽しむコツまとめ
服装のポイント(冬の高尾山は想像以上に寒い)
基本の服装
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防寒性の高いダウン・中綿ジャケット
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重ね着(ヒートテック+フリースなど)
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ニット帽・手袋・マフラー
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風を通しにくいアウター(山頂は特に冷えます)
靴選びは最重要
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滑りにくいスニーカー or トレッキングシューズ
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雪・霜対策で防水タイプがおすすめ
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ヒール・革靴は避けましょう
持ち物チェックリスト(初詣向け)
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カイロ(貼る+持つタイプが便利)
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小さめのリュック(両手が空く)
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モバイルバッテリー(待ち時間対策)
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飲み物(温かい飲み物が◎)
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小銭(お賽銭・売店用)
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タオル・ウェットティッシュ
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レインウェア(天候急変対策)
子連れで行く場合の注意点
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ベビーカーは非推奨
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階段・坂道が多く、混雑時は危険
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抱っこ紐+滑りにくい靴がベスト
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はぐれ防止に
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明るい服
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待ち合わせ場所を事前に決める
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トイレは
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麓や駅で先に済ませるのが鉄則
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高齢者と一緒の場合のアドバイス
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ケーブルカー利用を前提に計画
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混雑時間帯(10〜15時)は避ける
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途中で休める
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薬王院周辺
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茶屋・ベンチの場所を事前に把握
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防寒+転倒防止を最優先
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滑り止め付き手袋
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杖があると安心な方も
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まとめ
高尾山の初詣2026は、12月31日夜から元日早朝、そして三が日の午前中から昼過ぎにかけてが混雑ピークとなります。
特に元旦0時〜2時、初日の出前後の5時〜8時は、薬王院へ向かう参道やケーブルカーが大変混み合い、待ち時間が長くなりがちです。
一方で、1月3日の午後以降や1月4日以降の平日、早朝や夕方の時間帯は比較的落ち着いて参拝できる狙い目となります。
高尾山薬王院の初詣には一般的な屋台は出店しませんが、麓の飲食店や登山道沿いの茶屋、山頂の飲食店で食事を楽しむことができます。
参拝時間は元旦0時から護摩焚きが行われ、1月2日以降も朝6時から祈祷が実施されます。
駐車場は三が日は早朝に満車となるため、公共交通機関の利用が基本で、京王線・高尾山口駅からのアクセスが最もスムーズです。
混雑を避ける時間帯選びと、防寒・滑りにくい靴などの準備をしっかり整えれば、高尾山の初詣を安全かつ快適に楽しむことができます。



