広島三大祭りのひとつ「胡子大祭(えびす講)」が、2025年も11月18日(火)〜20日(木)の3日間の日程で開催されます。
商売繁盛の神様・恵比寿様を祀る胡子神社を中心に、えびす通りや中央通り一帯が屋台と人の波でにぎわう秋の風物詩。
期間中は約700店を超える露店が立ち並び、地元グルメや縁起物の熊手、こまざらえを求める参拝客で大賑わいとなります。
特に11月19日(水)の夜は中央通りが歩行者天国(19:00〜22:00)になり、神楽や太鼓演奏が行われる見どころ満載の夜。
この記事では、
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屋台の出店時間(何時から何時まで?)
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名物グルメ&おすすめ屋台
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会場周辺の交通規制情報
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熊手の値段や購入ポイント
などを、実際の開催時間やアクセスとともに詳しく解説します。
目次
広島えびす講2025の基本情報(開催日程・開催場所)
毎年11月に開催される「胡子大祭(えびす講)」は、広島の初冬を彩る伝統行事です。
商売繁盛や家内安全を願う人々が集い、広島市中心部が3日間お祭り一色に染まります。
メイン会場は、商売の神様・恵比寿様を祀る「胡子神社(えびすじんじゃ)」。
周辺のえびす通りや中央通り一帯には露店や屋台が並び、歩行者天国も登場して大勢の参拝客で賑わいます。
ここでは、2025年の開催日程や開催時間、アクセス情報など、えびす講に行く前に押さえておきたい基本情報をまとめました。
開催日程・場所
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開催日:2025年11月18日(火)~11月20日(木)
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開催時間:各日10:00〜22:00
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会場:胡子神社(広島市中区胡町5-14)
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主な会場・エリア:えびす通り・中央通り一帯
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歩行者天国:11月19日(水)19:00〜22:00(中央通り付近)
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アクセス:
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交通規制:期間中10:00〜22:00(19日は歩行者天国19:00〜22:00)
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入場料:無料
広島えびす講の歴史
広島の「胡子大祭(えびす講)」は、江戸時代初期に広島の商人たちが商売繁盛を祈願して胡子神社で始めたとされるお祭りで、400年以上の歴史を誇ります。
地元では「えべっさん」の愛称で親しまれ、6月の「とうかさん」、夏の「住吉祭」と並ぶ広島三大祭のひとつに数えられています。
この祭りは、冬の訪れを告げる広島の風物詩としても定着しており、毎年11月18日~20日の3日間に開催。
期間中は約30万人以上の参拝客が訪れ、商人だけでなく家内安全や開運招福を願う人々でも賑わいます。
祭りのシンボルである「こまざらえ(竹の熊手)」や「福箕(ふくみ)」は、福をかき集める縁起物として人気。
商売繁盛を祈願して購入した熊手は、翌年のえびす講で新しいものに買い替えるのが恒例です。
広島えびす講の見どころ
胡子神社周辺は、開催期間中に露店や屋台が立ち並び、商店街全体が祭りムード一色に。
商店街では「誓文払い(せいもんばらい)」と呼ばれる大売り出しが行われ、地域の商業を盛り上げます。
19日夜には中央通りが歩行者天国になり、「えべっさん」として夜神楽や太鼓演奏が行われるのが最大の見どころ。
特に、山王神楽団による「恵比寿舞」や「八岐大蛇」などの演目は迫力満点で、観客を魅了します。
また、地元高校生による和太鼓団体の演奏も行われ、街中がリズムと熱気に包まれます。
前日17日(日)には、アリスガーデン特設ステージで「プレえべっさん」も開催。
ダンス、バンド演奏、アイドルステージなど多彩なパフォーマンスが繰り広げられ、お祭り本番前から広島の街が盛り上がります。
広島えびす講2025屋台出店時間は何時から何時まで?場所は?
2025年も胡子神社を中心に約200軒もの屋台が出店予定で、昼から夜までグルメや縁起物を楽しむことができます。
屋台の出店時間はエリアによって異なり、昼の時間帯に営業するところから、夜の歩行者天国に合わせて営業するお店までさまざま。
ここでは、広島えびす講2025の屋台の営業時間と出店場所の詳細をわかりやすくまとめます。
屋台の場所
広島の冬の風物詩「広島えびす講(胡子大祭)」では、2025年11月18日(火)~20日(木)の3日間にわたり、胡子神社を中心に約200店以上の露店やキッチンカーが出店します。
祭りの中心エリアとなるのは、
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胡子神社前
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中央通りの歩行者天国
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パルコ本館周辺
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アリスガーデン付近
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えびす通り・中町通り一帯
これらのエリアが一体となって祭りモードに包まれ、参拝や買い物、食べ歩きを楽しむ人々で賑わいます。
特に11月19日(水)の夜には中央通りが歩行者天国となり、通り沿いにずらりと並ぶ屋台の明かりが夜空を照らし、幻想的な雰囲気に包まれます。
屋台・露店・キッチンカーの出店時間
えびす講の屋台や露店、キッチンカーの営業はエリアによって異なりますが、全体的に午前から夜まで活気があります。
以下は主な出店エリアの営業時間の目安です。
| 出店エリア |
営業時間(予定) |
| かすがも~るパラカ駐車場 |
10:30〜13:00 |
| かすがも~る沿道 |
11:00〜15:30 |
| えびす通り・中央通り・アリスガーデン周辺 |
10:00〜22:00 |
| 歩行者天国(11月19日のみ) |
19:00〜22:00 |
えびす講のイベントそのものは9:30〜16:00頃までの時間帯で開催されますが、夜の屋台エリアでは引き続き飲食や買い物が楽しめます。
広島えびす講2025屋台のおすすめグルメ
広島えびす講では、胡子神社周辺や中央通りの歩行者天国、アリスガーデン付近にかけて、地元名物から各国料理まで多彩な屋台が立ち並びます。
約200軒を超える露店やキッチンカーが出店し、香ばしい焼きそばや串焼き、甘いスイーツ、スパイス香るエスニック料理など、グルメイベントさながらのラインナップ。
昼間は家族連れが食べ歩きを楽しみ、夜は提灯の明かりとともに温かい食事を味わえるのも魅力です。
ここでは、訪れたらぜひ味わいたい人気グルメや注目の屋台を2024年の情報ですが紹介します。
ご当地グルメ屋台村(かすがも〜るパラカ駐車場)
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甲府鳥もつ煮:鶏のレバーや砂肝を甘辛いタレで煮詰めた濃厚な逸品。ご飯にもおつまみにもぴったり。
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青春のトマト焼きそば:完熟トマトの酸味とソースの香ばしさがマッチした新感覚焼きそば。
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にらまん:にらがたっぷり入った大判焼き風のお好み焼き。スタミナ満点で寒い季節にぴったり。
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富士川塩焼きそば:地元産食材を使った塩味ベースの焼きそば。シンプルながら旨味が深い一品。
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舞鶴やきとり:炭火で香ばしく焼き上げたジューシーな鶏肉。タレ・塩どちらも人気。
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ジビエ料理(黒猫亭):鹿肉などを使った滋味あふれる山の恵みグルメ。
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水餃子(甲府中央ライオンズクラブ):モチモチ食感の皮にジューシーな餡が詰まった本格派。
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チュロス&スイーツ(商工会女性会):抹茶チュロスや焼き菓子など、甘党にも嬉しいメニュー。
キッチンカーエリア(かすがも〜る沿道)
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FUJIドネルケバブ:ジューシーなケバブサンドが人気。
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TANTAWAN(タイ料理):スパイシーなガパオやグリーンカレー。
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コリアンキッチンイニョン:本場韓国のトッポギやチヂミが絶品。
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Carpe Diem(クレープ):甘い系・おかず系どちらも楽しめるおしゃれクレープ。
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Ulysses Espresso:香り高いエスプレッソでひと休み。
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プルポ(アメリカンプルドポーク):とろける肉の旨味がクセになるサンド。
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ボンズプラス(ベトナム料理):ベトナム風サンド「バインミー」などアジアンフードが充実。
雑貨&体験ブース
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一五八:水引アクセサリーの手作り体験。
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DAMASHQUIE:シリアの伝統工芸を展示販売。
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グラン・ド・セル:フランス産ハーブ塩やスパイスを販売。
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amAra:バングラデシュの手工芸品が並ぶ国際色豊かなブース。
このように、昼はローカルグルメとキッチンカー、夜はライトアップされた屋台街で食べ歩きと縁起物探しが楽しめるのが「広島えびす講」の醍醐味。
参拝だけでなく、グルメ目的でも十分に満喫できる祭りです。
広島えびす講2025の熊手の値段や飾り方
広島えびす講で販売される熊手(こまざらえ)は、商売繁盛や金運上昇の縁起物として人気があります。
装飾には、鯛や小判、打ち出の小槌、米俵、恵比寿様の面、稲穂などが豪華にあしらわれ、それぞれの店ごとに個性豊かなデザインが並びます。
熊手の値段
価格はサイズや装飾内容によって異なり、
露店によっては、購入時に「三本締め」で景気よく締めてくれる店もあり、福を呼び込む雰囲気満点です。
自分の商売や運気に合わせてサイズを選ぶのも、えびす講ならではの楽しみ方ですね。
熊手の飾り方・納め方
熊手の持ち帰り方のポイント
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混雑を避けて歩く際は、熊手を正面に掲げて歩くのが「福をかき込む」作法。
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大きな熊手は袋に入れて破損を防ぐか、タクシー利用が安心。
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周辺道路や駐車場は大混雑するため、公共交通機関の利用が推奨されます。
広島えびす講2025の交通規制や駐車場・アクセス情報
広島三大祭りのひとつ「広島えびす講(胡子大祭)」の開催期間中は、胡子神社周辺や中央通り一帯で多くの人出が予想され、歩行者の安全確保のために交通規制が実施されます。
特に夜の時間帯は歩行者天国となり、神楽や太鼓の演奏などイベントが行われるため、車の通行が制限されるエリアもあります。
混雑を避けるためには公共交通機関の利用が便利で、路面電車やバスを使えばアクセスもスムーズです。
車で訪れる場合は、近隣の有料駐車場を早めに確保するのがおすすめです。
広島えびす講2025の交通規制情報
広島えびす講(胡子大祭)の開催期間中は、歩行者の安全確保とイベント運営のため、胡子神社周辺や中央通り一帯で大規模な交通規制が行われます。
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規制期間:2025年11月18日(火)~11月20日(木)
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規制時間:各日10:00~22:00(胡子神社南側の市道 約60m区間)
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歩行者天国(中央通り):11月19日(水)19:00~22:00(予定)
※八丁堀交差点〜新天地交差点間は完全に車両通行止め
この時間帯には「えべっさん」イベントが行われ、神楽や太鼓演奏などの伝統芸能が披露されます。
車の通行はできず、一部のバス路線も迂回運転になります。
また、アリスガーデンや新天地公園周辺の市道(約440m)も、19:00〜22:00の間は歩行者専用道路として封鎖されます。
※雨天などでイベントが中止となる場合、交通規制は実施されません。

引用:広島県警察公式サイト
公共交通機関でのアクセス
胡子神社(広島市中区胡町5-14)は、広島駅からのアクセスが非常に良好です。
混雑時間帯(18:00〜21:00)は八丁堀電停周辺に人が集中するため、
時間に余裕をもって移動するのがおすすめです。
駐車場について
祭り開催中は周辺の道路が通行止めとなるため、車での来場は非推奨です。
どうしても車を利用する場合は、胡町・八丁堀エリア周辺の有料パーキング(コインパーキング)を早めに確保しましょう。
特に19日(水)は歩行者天国が実施されるため、会場周辺の駐車場は午前中から満車になる可能性が高いです。
公共交通機関の利用がもっともスムーズです。
小さなお子様連れのご家族が多い場合、不安な方には、事前の予約できる駐車場はおすすめです。
akippaや 安い駐車場を検索して事前に予約!特P(とくぴー)を使うことで次のメリットがあります。
- 当日駐車場を探す必要がない
- 混雑を避けられる
- 個人の方の空いてるスペースを利用した駐車場なので安い
- 帰りもスムーズに駐車場から出れる
これらの駐車場をうまく利用して楽しみましょう
広島えびす講2025の混雑状況予想
混雑がピークになる日・時間帯
広島えびす講は、毎年11月18日(火)~20日(木)に開催され、例年30万人以上が訪れる広島三大祭りのひとつです。
2025年も以下の日・時間帯が特に混み合うと予想されます。
| 日程 |
混雑の傾向 |
特徴 |
| 11月18日(火)初日 |
中程度の混雑 |
開幕初日で参拝客や露店目当ての人が多い。夜は会社帰りの人で増加。 |
| 11月19日(水)中日 |
最も混雑する日 |
歩行者天国(19:00〜22:00)と夜神楽・太鼓演奏で例年大混雑。 |
| 11月20日(木)最終日 |
やや落ち着く |
午前・昼間は比較的スムーズだが、夜は「締め参り」で再び人出が増加。 |
特に19日(水)19:00〜21:30は、中央通りが歩行者天国になり「えべっさんイベント」が開催されるため、
身動きが取れないほどの混雑になります。
また、胡子神社前の参拝列は夜間(18時〜21時)が最長で、1時間待ちになることも珍しくありません。
広島えびす講2025混雑を避けるための回避方法
① 参拝・屋台巡りは午前中~15時頃までに
露店の営業は10:00〜22:00ごろまでですが、午前中〜14時ごろが最も快適です。
屋台の品揃えも豊富で、写真撮影や食べ歩きもスムーズに楽しめます。
15時以降は会社帰りや学生で一気に人が増えるので、早めの来場が◎
② 混雑する中央通りを避け、えびす通り側・アリスガーデン周辺を利用
胡子神社周辺の中央通りは夜間の歩行者天国で混雑しますが、えびす通りやアリスガーデン周辺の屋台エリアは比較的スムーズに歩けます。
飲食スペースも確保しやすく、落ち着いて屋台グルメを楽しめるスポットです。
③ 公共交通機関を利用(車は避ける)
祭り期間中は、胡子神社周辺で大規模な交通規制が実施されます。
特に19日(水)は中央通りや八丁堀交差点周辺が19:00~22:00の間全面通行止め。
周辺コインパーキングも午前中から満車になります。
そのため、路面電車またはバスでのアクセスがおすすめです。
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路面電車:「八丁堀」電停下車すぐ
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最寄駅:「胡町駅」徒歩2分、「銀山町駅」徒歩3分
④最終日の昼過ぎが穴場
20日(木)の14:00~17:00頃は比較的空いており、熊手や縁起物をゆっくり選ぶことができます。
19日の混雑を避けたい方にはこの時間帯がおすすめです。
⑤広島観光しながらホテルに宿泊
広島えびす講の開催期間(11月18日〜20日)は、毎年30万人以上が訪れる大人気イベント。
夜になると中央通り周辺は身動きが取れないほどの混雑になるため、ゆっくり参拝や屋台グルメを楽しみたい方はホテル滞在が断然おすすめです!
会場近くのホテルなら、朝の空いている時間に神社参拝 → 一度ホテルに戻って休憩 → 夜の神楽やライトアップも快適に楽しめます。
翌朝はチェックアウト前に再訪して、混雑知らずで熊手や福箕を購入するのも◎
遠方からの方はもちろん、地元の方も「プチ旅行気分」で楽しめます。
宿泊のメリットまとめ
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朝の空いている時間にゆっくり参拝できる
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夜の混雑を気にせずイベントを満喫
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寒い夜でもすぐホテルに戻れて快適
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駐車場確保や終電時間の心配が不要
■2025年3月開業・JR広島駅直上・全室トイレ・浴室セパレート
■広島駅南口から徒歩5分・バス・トイレセパレート・ヨーロピアンクラシックテイストな客室
■胡町駅目の前・観光に好立地
まとめ
広島の冬の風物詩「広島えびす講(胡子大祭)2025」は、11月18日(火)~20日(木)の3日間にわたり開催されます。
胡子神社を中心に約200軒もの屋台が立ち並び、えびす通り・中央通り・アリスガーデン周辺は多くの人でにぎわいます。
屋台の営業時間は10:00〜22:00頃までで、夜は歩行者天国が設けられ、幻想的な雰囲気の中でご当地グルメや縁起物を楽しめます。
名物の「こまざらえ(熊手)」はサイズによって価格が異なり、手のひらサイズのものから豪華な飾り付きまで幅広く揃います。
開催期間中は交通規制もあるため、来場の際は公共交通機関の利用がおすすめです。