12月2日が宵宮、12月3日が大祭。
そんな大祭の夜に、秩父夜祭の花火が羊山(ひつじやま)公園から打ち上がります。
提灯やぼんぼりの灯りが揺れる山車と花火の共演は、迫力あり美しさもあって見ごたえ充分です。
この記事では、秩父夜祭の花火が見える穴場のおすすめスポットや、地元民おすすめのゆっくり楽しめる絶景穴場スポットを11つ厳選してご紹介します。
秩父公園橋や羊山公園、影森駅周辺など、迫力のある花火を楽しめる場所から、温泉でリラックスしながらのんびりと観賞できる場所まで、秩父夜祭の花火を存分に楽しむための参考にしてくださると幸いです。
この記事でわかること
- 秩父夜祭の花火2025の穴場の場所
- 秩父夜祭の花火2025の見える場所
- 秩父夜祭の花火2025の駐車場
秩父夜祭2025の基本情報(開催日時・開催場所・打ち上げ数)
毎年12月に埼玉県秩父市で開催される「秩父夜祭」は、日本三大曳山祭のひとつとして知られ、荘厳な山車とともに冬の夜空を彩る大規模な花火大会が魅力の伝統行事です。
2025年も、豪華な屋台の曳き回しとともに約5,000発の花火が打ち上がり、秩父の街全体が幻想的な雰囲気に包まれます。
本記事では、秩父夜祭2025の開催日時や場所、打ち上げ数といった基本情報をわかりやすくご紹介。
見どころ満載の冬祭りを存分に楽しむための準備にお役立てください。
秩父夜祭2025の開催日時や場所、打ち上げ数
- 開催日程:2025年12月2日(火)・3日(水)
※花火の打ち上げは12月3日(水) -
開催時間:
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花火:19:30〜22:00
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第一部「オープニングスターマイン大会」…19:30〜
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第二部「煙火主催町第69回競技花火大会」…20:20〜
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第三部「虹のスターマイン大会」…21:05〜
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フィナーレ「黄金の滝」…21:50〜
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祭り本体:
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12月2日(月)11:00〜
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12月3日(火)10:00〜
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打ち上げ数:約5,000発
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打ち上げ時間:約150分
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例年の人出:約36万8,000人(※2023年実績)
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荒天時対応:小雨決行/荒天時中止
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有料観覧席:あり(※詳細は秩父観光協会公式サイトで確認)
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屋台・露店:多数あり
- 会場:秩父神社 周辺
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アクセス方法:
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【電車】
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西武鉄道「西武秩父駅」から徒歩約15分
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秩父鉄道「秩父駅」から徒歩約5分
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【車】
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関越自動車道「花園IC」から約60分
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駐車場情報:計2,850台分
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普通車:2,750台(1,000円)
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大型車:80台(5,000円)
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中型車:20台(3,000円)
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二輪車:500円
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秩父夜祭はどんな祭り?
埼玉県秩父市で毎年12月に開催される「秩父夜祭(ちちぶよまつり)」は、300年以上の歴史を持つ伝統行事で、秩父神社の例大祭として知られています。
京都・祇園祭、岐阜・高山祭と並んで「日本三大曳山祭」のひとつに数えられ、豪華絢爛な山車(だし)と冬花火の競演が最大の見どころです。
山車数は、笠鉾2基+屋台4基(計6基)になっています。
この祭りは、江戸時代中期に開催された絹織物の市「絹大市」とともに発展し、地域の繁栄と文化を象徴するイベントへと成長しました。
2016年には「ユネスコ無形文化遺産」に登録され、世界的にも評価を受けています。
秩父夜祭の見どころ
豪華な山車の曳き回し
祭りの目玉は、巨大な笠鉾と屋台が市内を引かれていく「曳き廻し」。
中でも「団子坂」と呼ばれる急な坂道を、20トンを超える山車が力強く曳き上げられるシーンは圧巻です。
笛や太鼓が鳴り響く中、囃し手たちの掛け声とともに街が一体となる様子は、まさに秩父ならではの熱気。
冬の澄んだ夜空を彩る花火
秩父夜祭の花火大会は、12月という冬に行われる点でも珍しい存在。
澄んだ空気の中で打ち上がる花火は、夏とはまた違った鮮やかさを見せてくれます。
特に人気のあるプログラムはこちら:
| プログラム名 | 内容 |
|---|---|
| オープニングスターマイン | 華々しく祭りの開始を告げる連発花火 |
| 競技花火大会 | 全国の職人による技術の競演 |
| 虹のスターマイン | 七色の光が空に描く幻想的な演出 |
| 黄金の滝 | フィナーレに相応しい、壮大なナイアガラ花火 |
例年、約5,000発の花火が2日間にわたって打ち上げられ、山車とのコラボレーションによる幻想的な空間が広がります。
屋台グルメも充実
会場周辺には800軒を超える屋台が立ち並び、味噌ポテトや焼き鳥、ホルモン焼きなどの秩父名物グルメが堪能できます。
お祭り気分を盛り上げる食の楽しみも、秩父夜祭の大きな魅力のひとつです。
秩父夜祭の花火の穴場スポット11選!おすすめ見える場所
市街中心部では、夕方17時頃から混雑が本格化し、花火の時間には移動も困難なほどに。
そのため、「少し離れた場所でゆったり見たい」という方には、穴場スポットからの観覧がおすすめです。
秩父夜祭の花火が楽しめるスポットを11か所厳選しました。
このスポットは、秩父の美しい夜景と迫力のある花火を楽しむことができるおすすめの場所ばかりです。
穴場スポット ① 秩父公園橋周辺
秩父公園橋は、花火がよく見える定番の穴場スポットです。
秩父公園橋からの花火😄
打ち上げ後約2秒後に音が伝わりましたので打ち上げ位置まで直線距離約700メートル😅
他分かった事は公園橋のベルクはあかるい事😅
#秩父夜祭 #秩父夜祭2023 #花火 #秩父公園橋 pic.twitter.com/gyAXjZ1Xsx— デーモン (@summoned0skull) December 4, 2023
橋の上からは、花火が頭上で広がるような迫力ある光景が楽しめます。
特に打ち上げ会場に近いため、音の振動や花火の光が全身で感じられます。
ただし、毎年多くの観光客で賑わうため、早めの場所取りが必須です。
穴場スポット ② 秩父ミューズパーク展望台
秩父ミューズパーク展望台は、少し離れた場所から花火全体を見渡すことができる穴場スポットです。
展望台からの花火は、秩父の夜景と一緒に楽しむことができるので、とても幻想的です。
秩父ミューズパーク展望台から#夜景 pic.twitter.com/Fn4lX80uQQ
— ちいたか🐺 (@JoePacman373323) June 25, 2024
人混みが苦手な方や、ゆっくりと座って観賞したい方にぴったりです。
駐車場も完備されているので、車でのアクセスも便利ですよ。
また、展望台周辺には自然が広がっており、花火の前後に散策も楽しめます。
穴場スポット ③ 秩父駅前ロータリー
秩父駅前ロータリーは、アクセスが非常に便利な観賞スポットです。
駅からすぐなので、電車で早く帰りたい方には最適な場所です。
秩父駅にて友人達と合流して夜祭りを堪能。日曜日と重なったこともあってか凄い人出でしたが、祭りはこうでなくっちゃ!ですね😆。キャッシュレス決済可能な屋台も多くあり、新時代だなーとは思いましたが、肝心のネット環境が人出に足りていない様でした😅花火は駅近くで鑑賞。心地良きひと時でした✨ pic.twitter.com/Ydi05BCmq9
— hara_tetsu_line (@local6325_hara) December 5, 2023
駅前ということもあり、多くの露店やイベントも同時に楽しむことができます。
ただし、駅前はやや混雑するため、早めに到着して場所を確保することをお勧めします。
穴場スポット ④ 影森駅周辺
影森駅周辺は、比較的静かに花火を楽しめる穴場スポットです。
駅から少し歩いた場所にある丘からは、夜空に広がる花火をゆっくりと眺めることができます。
1010Fと夜祭りの花火@影森駅 pic.twitter.com/sIoGT1SCvV
— ハイビ (@High_Beams) December 3, 2013
人混みを避けて、静かに花火を楽しみたい方におすすめです。
また、秩父市内の賑やかさとは少し離れているため、ゆったりとした時間を過ごせます。
穴場スポット⑤秩父市立南小学校
秩父市立南小学校も、花火を楽しめる穴場スポットとして知られています。
秩父夜祭大祭の花火大会。
序盤の大玉は南小学校の校庭から、その後のスターマインは熊木町で観ました。#秩父#秩父夜祭#秩父神社例大祭 #花火#花火好きな人と繋がりたい 場所: Chichibu, Saitama https://t.co/RjlxHcRAL2— たかたか (@takataka_nakano) December 4, 2018
学校の敷地は広く、周囲に高い建物が少ないため、花火がよく見える場所として地元の方にも人気です。
特に、打ち上げ場所から少し距離があるため、混雑を避けながらも十分に花火の迫力を感じることができます。
また、学校の敷地内は安全で広々としているため、家族連れや子供たちと一緒に安心して花火を楽しむことができます。
人混みが苦手な方や、静かな場所でゆっくり花火を観賞したい方にはおすすめのスポットです。
ただし、周辺の道路が混雑することもあるので、早めの到着や駐車スペースの確認が重要です。
穴場スポット ⑥ 武甲山登山道付近
少し登山をしながら花火を楽しむ、ユニークな体験ができるのが武甲山です。
登山道の途中からは、秩父の街並みと花火が一望できます。
特に高い場所から見る花火は、街全体を彩るように見えるため、壮大な光景が広がります。
ただし、山道なので装備や体力には注意が必要です。
アウトドア好きの方には、特におすすめのスポットです。
穴場スポット ⑦ 秩父温泉
温泉に浸かりながら花火を楽しむ、という贅沢な体験ができるのが秩父温泉です。
ゆっくりとリラックスしながら、夜空に広がる花火を見上げるのは最高の贅沢ですよね。
温泉は日帰り利用も可能で、疲れた体を癒しつつ花火を堪能できます。
寒い時期には、温泉の暖かさがとても心地よく、花火観賞がより一層楽しめます。
穴場スポット⑧ちちぶ銘仙館
ちちぶ銘仙館も、秩父夜祭の花火を観賞できる穴場スポットとして人気があります。
ちちぶ銘仙館が花火会場に近いため凄い迫力でした!駐車場を有料観覧席にしていますがなかなかの盛況で良かったです😊 pic.twitter.com/Px1BpgBpsr
— as_機屋準備中 (@ccbmeisen) December 3, 2017
この施設は、秩父銘仙の伝統を伝える場所として知られていますが、実は広い敷地と比較的静かな環境から、花火を楽しむのに絶好の場所でもあります。
ちちぶ銘仙館の周辺には高い建物が少ないため、花火が視界を遮られることなくしっかりと見られます。
車でのアクセスも良好で、駐車場もありますので、混雑を避けながらゆっくりと花火を楽しめますよ
穴場スポット⑨美の山公園
美の山公園は、秩父夜祭の花火を遠くからゆっくり楽しめる穴場スポットの一つです。
この公園は、山頂に位置しているため、秩父の街並みとともに夜空を彩る花火を広い視野で見渡せるのが特徴です。
高台からの眺めはとても素晴らしく、花火の全景を捉えることができるため、写真撮影にもぴったりです。
美の山公園からの秩父夜祭花火 pic.twitter.com/lzSF3lM8r1
— てらぞう (@0sFYr5DDEVwio3u) December 3, 2023
また、山の静かな環境の中で、混雑を避けてゆっくりと花火を観賞したい方に特におすすめです。
穴場スポット⑩秩父ウニクス
秩父ウニクス内にあるヤオコーの屋上も、秩父夜祭の花火を観賞できる隠れた穴場スポットとして知られています。
ショッピングモールの屋上からは、遮るものが少なく、夜空に広がる花火をゆっくりと眺めることができます。
秩父夜祭情報その9 秩父ウニクスのヤオコーの屋上で花火が見られます。— 超和平バスターズ@ここさけ移行@からの空青 (@waheibusters) November 29, 2011
ヤオコーの屋上は駐車場として利用されているため、車を停めたまま花火を楽しめるのも大きな魅力です。
また、ウニクス内には飲食店や買い物ができるお店が多数あるため、花火前後の時間を有効に過ごすことができます。
混雑するメイン会場を避けながら、手軽に花火を楽しみたい方におすすめのスポットです。
駐車場のスペースには限りがあるため、早めに訪れることをお勧めします。
穴場スポット⑪道の駅ちちぶ
道の駅ちちぶも、秩父夜祭の花火を楽しむことができる穴場スポットの一つです。
この道の駅は、花火の打ち上げ場所から少し離れた場所にあるため、混雑を避けつつ、広々としたスペースでゆっくりと花火を観賞することができます。
秩父夜祭奉納花火🎆
綺麗にみれました👏👏👏#秩父夜祭奉納花火 pic.twitter.com/M7RqT2hTLD— 道の駅ちちぶ【株式会社ちちぶ観光機構】 (@michinoeki_ccb) December 3, 2020
駐車場も広く、車でアクセスしやすいので、ドライブ途中で立ち寄って花火を楽しむのにも最適です。
また、道の駅内では地元の特産品やお土産も購入できるので、花火前に食べ物や飲み物を調達することもできます。
早めに駐車場を確保し、ゆっくりと秩父夜祭の花火を楽しんでみてくださいね。
秩父夜祭の花火大会だけでなく、冬の花火大会はまだまだ楽しめそうですね♪
秩父夜祭の花火穴場スポットまとめ
秩父夜祭の花火は、中心部の混雑を避けて、少し離れた場所からでも十分に楽しむことができます。
市街地を見下ろす高台や、アクセスのよい郊外スポットなど、知る人ぞ知る観覧場所が多数あります。
静かに楽しみたい方、家族連れ、写真撮影をしたい方などにとっては、むしろ穴場の方が快適な花火観覧になるかもしれません。
ここでは、そうしたスポットを目的別にご紹介しています。
混雑を避けたい方におすすめの静かな観覧エリア
大混雑の秩父駅周辺や団子坂エリアを避けたい方には、以下のエリアがおすすめです:
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秩父ミューズパーク:高台で視界が開けており、トイレ・駐車場も完備。夜景も◎
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秩父公園橋(秩父橋)付近:川沿いの風景とともに花火を楽しめる静かなポイント
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札所十三番 慈眼寺周辺:地元の人が静かに集まる、落ち着いた雰囲気の穴場(桟敷席を販売します)
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住宅街の裏通り公園など:地元民が知る“ちょい見スポット”も探せばあります!
混雑を避けたい方は、17時以前の現地入りが目安です。
穴場からでも花火はしっかり見える?
穴場スポットでも十分に花火を鑑賞可能です。
とくに秩父夜祭は冬の澄んだ空気の中で打ち上げられるため、遠くからでも花火の輪郭がくっきり見えます。
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高台や視界が開けた場所からなら、スターマインやナイアガラもばっちり観賞可能
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音の迫力は少し劣りますが、落ち着いた雰囲気の中で花火を楽しめるのが魅力
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カメラマンに人気の撮影ポイントも、メイン会場から離れた高台が中心です
「混雑を我慢して近くで見る」より、「穴場から快適に見る」ことに価値を感じる方に最適です。
穴場+グルメや屋台も楽しむなら?
穴場で花火を楽しみつつ、屋台グルメも堪能したい方は、「ちょっと早めにメイン会場に立ち寄る」のがおすすめです。
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花火が始まる前に屋台でグルメを楽しみ、その後穴場スポットに移動
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屋台は夕方から活気づくので、17時前後に回っておくと混雑を回避
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味噌ポテト、秩父ホルモン焼き、焼き鳥、甘酒などの秩父名物も豊富
秩父夜祭2025の花火の穴場スポットを選ぶときの注意点
見通しの良さと方角を確認
山に囲まれた秩父では、場所によっては視界が遮られることも。
できるだけ開けた場所や、高台を選びましょう。
トイレや売店の有無も重要
長時間の観覧になるため、トイレや飲食の確保もポイント。
コンビニや仮設トイレの位置も事前に調べておくと安心です。
冬の寒さ対策は万全に
秩父の12月は氷点下になることも。
手袋・ネックウォーマー・カイロ・ひざ掛けなど、防寒グッズを忘れずに持参してください。
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まとめ
秩父夜祭の花火を楽しむためのおすすめスポットを11つ厳選しました。
定番の秩父公園橋やそして人混みを避けてゆっくり花火を楽しめる穴場スポットとして、影森駅周辺や秩父ミューズパーク、ちちぶ銘仙館なども紹介しました。
秩父ウニクスの屋上や秩父市立南小学校なども、混雑を避けながらも花火を楽しむことができる隠れたスポットです。
各場所ごとに駐車場や混雑対策も工夫し、ゆっくりと秩父夜祭の美しい花火を観賞して、素敵な思い出を作ってくださいね。
\バスツアーで楽ちん旅/

