比叡山の紅葉は、滋賀と京都の県境に位置する山全体が赤や黄金色に染まる壮大なスケールが魅力です。
特に延暦寺をはじめとした歴史ある建造物と紅葉のコントラストは見応え抜群で、例年多くの観光客が訪れます。
しかし、紅葉の見頃を迎える11月上旬〜中旬は道路の渋滞や駐車場の混雑が発生しやすいため、事前の情報チェックと計画が欠かせません。
この記事では、2025年の比叡山の紅葉の見頃時期・混雑状況・渋滞予想に加え、リアルタイムの混み具合の確認方法や混雑を避けるコツまで徹底解説します。
また、アクセス方法も紹介しているので、秋の比叡山を快適に満喫したい方はぜひ参考にしてください。
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クラブツーリズム
比叡山の紅葉時期の基本情報
比叡山は、京都と滋賀の県境に位置する名峰で、例年秋になると山全体が紅や黄金色に染まり、多くの参拝者や観光客で賑わいます。
特に延暦寺や横川中堂周辺は紅葉の名所として知られ、歴史的建造物と自然が織りなす美しい風景を楽しむことができます。
ここでは、比叡山の紅葉シーズンに訪れる際に知っておきたい基本情報をまとめました。
見頃の時期や入場時間、アクセス方法、駐車場情報まで詳しく紹介しますので、紅葉観賞やドライブ計画の参考にしてください。
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期間中の人出:約18万人
- お祭り・イベント名:比叡の秋めぐり
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開催期間:令和7年(2025年)11月1日(土)〜11月24日(月・振休)
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絶景ポイント:横川中堂付近、奥比叡ドライブウェイ沿線
- 住所:滋賀県大津市坂本本町4220
- 延暦寺の入場料金:大人:1,000円・中高生:600円・小学生:300円※三塔共通拝観料
- 延暦寺の入場時間:9:00〜16:00
- アクセス(電車):JR京都駅よりドライブバスで約70分・JR比叡山坂本駅・京阪坂本比叡山口駅から徒歩またはバスでケーブル「延暦寺駅」下車
- アクセス(車):湖西道路「仰木雄琴IC」から西へ → 仰木郵便局前交差点を左折し、奥比叡ドライブウェイを利用・名神「京都東IC」から西大津バイパス経由 → 近江神宮ランプより比叡山ドライブウェイへ
- 駐車場:約475台(無料)
比叡山の紅葉の2025見頃は?
延暦寺は、京都・滋賀の県境に位置する比叡山の中でも特に人気の高い紅葉スポットです。
標高約683メートルにあるため、例年の紅葉の見頃は11月上旬から中旬にかけてと、市街地よりもやや早めに見頃を迎えます。
境内には、ヤマモミジやノムラモミジなど約2,000本ものカエデが色づき、東塔・西塔・横川の三塔エリアを中心に山全体が赤や黄金色に染まります。中でも横川中堂周辺は特に美しいと評判です。
また、比叡山ドライブウェイや奥比叡ドライブウェイからは、車窓越しに紅葉を楽しめる絶景ルートが続きます。道中では京都市街地や琵琶湖を望むビュースポットも多く、特に夢見が丘展望台から眺める紅葉と琵琶湖のコントラストは圧巻です。
2025年の見頃は、11月10日頃〜という予想が出ています。
比叡山の紅葉の見どころ・おすすめスポット
比叡山は、滋賀県と京都府の県境に位置し、大阪や京都からもアクセスしやすい人気の紅葉スポットです。
都市近郊にありながら、秋になると山全体が紅・黄・橙に染まり、まるで別世界のような美しい風景が広がります。
ここでは、特におすすめの紅葉スポットをエリアごとにご紹介します。
比叡山ドライブウェイ
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場所:滋賀県大津市・田の谷峠〜延暦寺東塔・山頂を結ぶ約8.1kmの有料道路
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見どころ:比叡山の紅葉を車窓からゆったり堪能できる絶景ドライブコース。
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おすすめスポット:「夢見が丘展望台」
琵琶湖を背景に広がる紅葉のパノラマは圧巻。展望台にはカフェやスライダーなどのレジャー施設もあり、家族連れにも人気です。 -
ライトアップ情報:紅葉ピークにあたる10月下旬〜11月下旬頃には、夜間ライトアップも実施。昼間とは違う幻想的な雰囲気を楽しめます。
八瀬もみじの小径(やせもみじのこみち)
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場所:叡山ケーブル「ケーブル八瀬駅」すぐ横
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見どころ:約3,700㎡の敷地を覆う紅葉が、秋の訪れを鮮やかに彩ります。全長約300mの散策路では、「平安遷都紀念塔」や旧水力発電所跡など、京都近代化の歴史を感じるスポットも点在。
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おすすめポイント:自然と文化が調和した静かな紅葉の小道で、写真撮影や散歩にぴったりです。
延暦寺周辺(東塔・西塔・横川エリア)
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見どころ:延暦寺を中心とした三塔エリアには、約2,000本のモミジが色づき、歴史的建造物と紅葉のコントラストが見事。
特に横川中堂付近は「比叡山随一の紅葉名所」と呼ばれ、壮麗な紅葉のトンネルが訪れる人を魅了します。
比叡山の紅葉の混雑状況!
比叡山の紅葉シーズンは例年多くの観光客が訪れますが、平日と休日では混雑の度合いが大きく異なります。
紅葉の見頃を迎える11月中旬〜下旬にかけては、時間帯やエリアによって混み具合も変わるため、訪問計画を立てる際の参考にしてみてください。
時間帯別の混雑状況
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平日:
朝は比較的静かで、落ち着いて参拝や散策を楽しめます。
しかし、11時〜15時頃になると観光客が増加し、延暦寺や展望台など主要スポットではやや混み合う傾向があります。 -
休日・祝日:
早い時間から観光客が訪れ、9時頃には混雑が始まり、昼過ぎ(12時〜14時)がピークとなります。
駐車場も10時前には満車になることが多く、早めの到着が必須です。
場所別の混雑状況
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延暦寺(東塔・西塔・横川エリア)
紅葉の名所として特に人気が高く、土日は多くの観光客で賑わいます。
ただし敷地が広大なため、混んでいても比較的落ち着いて観光できるのが特徴。
早朝や夕方に訪れると、静かな雰囲気で紅葉を楽しめます。 -
比叡山ドライブウェイ・夢見が丘展望台
車で訪れる人が集中するため、昼前後は渋滞や駐車待ちが発生しやすいスポットです。
観光バスも多く通るため、10時までに通過・到着できるようにするのが理想です。 -
横川中堂周辺
紅葉の名所として人気がある一方、ややアクセスが遠いため混雑は緩やか。
**平日午前中や夕方前(15時以降)**なら、静かに紅葉を堪能できる穴場スポットです。 -
境内シャトルバス
比叡山内を巡回するバスは30分に1本程度しか運行していないため、タイミングによっては車内が混み合うこともあります。
乗車予定がある場合は、時刻表を事前に確認しておくと安心です。
比叡山の紅葉時期の渋滞情報
渋滞が発生しやすい場所
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比叡山ドライブウェイ入口(田の谷峠ゲート)付近
紅葉のピーク(11月中旬〜下旬)は、午前9時〜11時頃に最も混雑。
特に京都市内方面からのアクセス車が集中し、ゲート前で数百メートルの渋滞になることもあります。 -
奥比叡ドライブウェイ(延暦寺〜横川エリア)
延暦寺付近から横川方面へ向かう観光客が多く、11時〜15時頃にかけて車の流れが遅くなります。
道幅が狭くカーブも多いため、走行スピードが落ちやすいのも原因です。 -
夢見が丘展望台・延暦寺東塔エリアの駐車場周辺
展望台の駐車場は数十台しか停められないため、昼前後は常に満車状態。
駐車待ちの車が列を作ることで、周辺道路にも影響が出ます。
時間帯別の渋滞傾向
時間帯 | 渋滞状況 | 特徴 |
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8:00〜9:00 | 比較的スムーズ | 早朝はまだ車が少ない。おすすめ時間帯。 |
9:00〜11:00 | 渋滞発生 | ゲート前・延暦寺周辺が混み始める。 |
11:00〜14:00 | 渋滞ピーク | 観光バス・マイカーが集中し、通過に30分以上かかることも。 |
15:00〜16:30 | 徐々に緩和 | 下山する車が増え、ドライブウェイ出口側で混みやすい。 |
17:00以降 | 落ち着く | 夜間ライトアップ目的の一部観光客のみ。比較的スムーズ。 |
渋滞を避けるコツ
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朝8時前に田の谷峠ゲートに到着するのが理想。
駐車場にもスムーズに入れて、紅葉をゆったり鑑賞できます。 -
下山は15時前に済ませると安心。
16時を過ぎると出口側の渋滞に巻き込まれる可能性があります。 -
できるだけ平日を選ぶ。
特に火曜〜木曜は観光バスも少なく、ドライブウェイの交通量も少なめ。 -
延暦寺内のシャトルバス利用も検討。
各エリアを効率よく回れるため、マイカー移動より混雑を避けやすいです。
リアルタイム渋滞情報を確認する方法
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Googleマップで「比叡山ドライブウェイ」や「延暦寺」を検索
→ 渋滞箇所が赤く表示され、移動時間も目安で確認可能。 -
日本道路交通情報センター(JARTIC)
→ 湖西道路や名神高速など、周辺高速道路の渋滞情報もチェックできます。
比叡山の紅葉の混雑回避方法
比叡山の紅葉シーズンは、例年11月上旬から下旬にかけて最も多くの観光客が訪れるため、道路の渋滞や駐車場の満車、参拝エリアの混雑が発生します。
特に週末や祝日は延暦寺周辺が混み合い、ドライブウェイでも渋滞が見られるほどです。
しかし、訪れる時間帯やルートを少し工夫するだけで、驚くほど快適に紅葉を楽しむことが可能です。
ここでは、比叡山の紅葉をゆったりと堪能するための「混雑回避のコツ」や「おすすめの時間・アクセス方法」を詳しく紹介します。
① 訪問時間を工夫するのが最重要ポイント!
朝8時までの到着が理想
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比叡山ドライブウェイや延暦寺の駐車場は、9時を過ぎると一気に混雑します。
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開門直後(8:30前後)を狙えば、スムーズに入山&紅葉鑑賞が可能です。
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早朝は空気が澄み、紅葉の色が一層鮮やかに見えるため、写真撮影にも最適。
おすすめルート
・7:00〜7:30頃に「田の谷峠ゲート」着 → 比叡山ドライブウェイをのんびりドライブ
・8:00過ぎに延暦寺東塔に到着 → 参拝&紅葉を静かに楽しむ
夕方16時以降も狙い目
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15時を過ぎると観光バスが帰り始め、参拝客も減少します。
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駐車場も空き始め、ライトアップ(開催期間中)の時間帯なら幻想的な紅葉がゆっくり楽しめます。
② 車の場合は「ルート選び」が混雑回避のカギ!
比叡山ドライブウェイ(京都側)より「奥比叡ドライブウェイ(滋賀側)」からのアクセスが穴場
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京都側(田の谷峠ゲート)は朝から渋滞しやすいです。
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一方、滋賀側の「仰木ゲート」や「大津方面」からアクセスすると比較的スムーズ。
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琵琶湖を望みながら紅葉ドライブも楽しめ、一石二鳥!
渋滞しにくい時間帯
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上り(入山):8:00前 or 15:30以降
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下り(下山):15:00前に出発するのがベスト
駐車場選びのポイント
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延暦寺東塔の駐車場は午前中に満車になります。
→ 少し離れた「西塔」「横川」エリアに駐車すれば混雑を避けられます。 -
境内を結ぶ無料シャトルバスがあるため、車を動かさずに観光可能です。
- 小さなお子様連れのご家族が多い場合、不安な方には、事前の予約できる駐車場はおすすめです。akippaや 安い駐車場を検索して事前に予約!特P(とくぴー)を使うことで次のメリットがあります。
- 当日駐車場を探す必要がない
- 混雑を避けられる
- 個人の方の空いてるスペースを利用した駐車場なので安い
- 帰りもスムーズに駐車場から出れる
これらの駐車場をうまく利用して紅葉を楽しみましょう
③ 公共交通機関を上手に使う!
車の渋滞を避けたいなら、電車+ケーブルカーの組み合わせが最も快適です。
アクセス方法(京都側)
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京阪電鉄「出町柳駅」 → 叡山電鉄「八瀬比叡山口駅」下車
→ 叡山ケーブル → ロープウェイで比叡山頂へ(紅葉の空中散歩が絶景!)
アクセス方法(滋賀側)
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JR「比叡山坂本駅」 → 徒歩またはバスで坂本ケーブル「ケーブル延暦寺駅」へ
→ 日本一長いケーブルカーで山頂へ
ケーブルカー利用のメリット
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渋滞なし・駐車場探し不要
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山頂付近の紅葉を上空から楽しめる
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ロープウェイと合わせて利用すれば「紅葉の空中回廊」を満喫できます
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④ 平日訪問+曜日選びも重要!
混雑が少ないおすすめ曜日
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火曜・水曜・木曜:観光バスツアーが少なく、最も空いています。
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月曜は観光客が残りやすく、金曜は週末に向けて徐々に混み始めます。
土日に訪れる場合のコツ
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早朝(8時前)に現地到着
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「西塔」や「横川」など奥まったエリアから回り、最後に「東塔」へ
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ランチはピークを避け、11時前または14時以降に
⑤ 混雑を避けつつ絶景を楽しめる穴場スポット
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横川中堂周辺:紅葉の密度が高く、参拝者も少なめ。
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夢見が丘展望台:朝は人が少なく、琵琶湖と紅葉のコントラストが抜群。
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八瀬もみじの小径:観光客が少なく、静かに紅葉散策ができる隠れ名所。
⑥ リアルタイム情報を活用する!
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Googleマップの渋滞表示(赤色ライン)で混雑回避ルートをチェック
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JARTIC(日本道路交通情報センター)で比叡山周辺道路の交通状況を確認
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延暦寺公式サイト・SNSでは紅葉状況やイベント情報も随時発信中
ライブカメラ:
⑦ツアーを利用する
比叡山の紅葉は、例年11月の見頃時期は道路の渋滞や駐車場の混雑が避けられません。
そんな方におすすめなのが、比叡山紅葉観賞ツアーです!
ツアーなら――
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面倒な渋滞・駐車場探しの心配なし!
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専用バスや送迎付きで、効率よく絶景スポットをめぐれる!
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経験豊富なガイドの案内で、紅葉の歴史や見どころをより深く楽しめる!
特に、延暦寺・横川中堂・夢見が丘展望台など、紅葉の名所を効率的に巡るコースが人気です。
また、ライトアップ鑑賞付きや、比叡山名物・精進料理を味わえるプランも登場しています。
⑧ホテルに宿泊する
比叡山の紅葉は、特に11月の週末は大混雑。
アクセス道路は渋滞し、ロープウェイやケーブルカーも長蛇の列になることも。
そこでおすすめなのが、前日のホテル宿泊です。
比叡山近くのホテルに泊まれば、早朝の空いている時間に紅葉狩りができて、朝もゆっくりスタートできます。
しかも、ホテルによっては
・紅葉が見える客室
・比叡山ビューの露天風呂
・朝食に滋賀や京都の地元食材を使用
…など、泊まること自体が旅の楽しみになるんですよ。
\比叡山の近くのホテルはこちら!/
■比叡山の山中に佇むリゾートホテル・山床カフェ・ライブラリー・芝生ガーデンあり
■比叡山を望む「山望の湯(さんぼうのゆ)」・近江牛のステーキ
■眼下に鴨川・ 比叡山や大文字山など京都らしい景色が見える
■比叡山までケーブルカーで15分・近江牛すきやき
まとめ
比叡山の紅葉は、例年11月上旬から中旬が見頃となり、多くの観光客で賑わいます。
特に週末や祝日は、周辺道路やロープウェイ、駐車場などで大きな混雑や渋滞が発生しやすく、リアルタイムで混雑状況を確認できる手段のチェックも重要です。
混雑を回避するには、早朝の時間帯を狙うことや、平日に訪れる、周辺ホテルに宿泊して朝一番で行動するといった方法が効果的です。
また、SNSや交通アプリなどを活用すれば、混み具合をリアルタイムで把握しやすくなります。
紅葉の美しさをゆっくり楽しむには、少しの工夫と計画がカギとなります。