姫路城の白亜の天守と鮮やかな紅葉が織りなす、秋限定の絶景を存分に楽しみたいなら、混雑を避けるタイミングやアクセス方法は必ずチェックしておきたいところです。
この記事では、姫路城の紅葉の見頃時期・混雑のピーク・ライトアップ情報をはじめ、駐車場の空き状況や事前予約のコツ、公共交通機関でのアクセス方法までをわかりやすくご紹介します。
紅葉シーズンの姫路城をストレスなく満喫したい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
\姫路城紅葉ツアーがいろいろ/
クラブツーリズム
姫路城の紅葉の基本情報
その白く輝く外観から「白鷺城(しらさぎじょう)」の愛称で親しまれる姫路城。
白漆喰の美しい天守閣は、日本の城郭の中でもひときわ優雅な存在感を放ちます。
周囲には風情ある日本庭園「好古園」も広がっており、歴史と自然のコントラストを楽しめるのが大きな魅力。
まずは、観光前に気になる営業時間や入場料、アクセス情報を押さえておきましょう。
営業時間・料金について
姫路城と好古園を両方楽しむなら、断然「共通券」がおすすめ!
個別にチケットを買うよりも、おトクな料金で両施設に入場できるので、時間にもお財布にも優しい選択です。
| 施設名 | 区分 | 料金 | 営業時間 |
|---|---|---|---|
| 姫路城 | 大人(18歳以上) | 1,000円 | 9:00〜17:00(最終入城16:00)※夏季は18:00まで延長(4/27〜8/31) |
| 小人(小中高生) | 300円 | 同上 | |
| 好古園 | 大人(18歳以上) | 310円 | 9:00〜17:00(最終入園16:30)※紅葉シーズンは20:00まで延長あり |
| 小人(小中高生) | 150円 | 同上 | |
| 共通券 | 大人(18歳以上) | 1,050円 | ― |
| 小人(小中高生) | 360円 | ― |
姫路城の紅葉の基本情報
- 住所: 兵庫県姫路市本町68番地(姫路城西御屋敷跡庭園・好古園)
- 例年の見頃時期:11月中旬~11月下旬
- 紅葉の種類:ヤマモミジ、ハウチワカエデ など
ライトアップ情報(紅葉会)
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開催期間:2025年11月21日(金)~12月7日(日)
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点灯時間:日没~20:00(最終入園 19:30)
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期間中の来場者数(参考:令和6年度):70,250人(2024年11月15日~12月1日実績)
おすすめの絶景ポイント
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御屋敷の庭(鏡池に映る紅葉が見どころ)
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築山池泉の庭(回遊式庭園で紅葉が映える)
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夏木の庭(紅葉トンネルのライトアップが幻想的)
アクセス
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電車の場合
JR・山陽電鉄「姫路駅」より、大手前通りを北へ徒歩約15分 -
車の場合
姫路バイパス「中地IC」より約20分
駐車場情報
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利用可能な駐車場:大手門駐車場(姫路城南側)
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駐車料金:
・普通車3時間以内:600円
・3時間超~1日以内:900円
姫路城・好古園「紅葉会」ライトアップ!時間や見どころ
姫路城の西隣に広がる本格的な日本庭園・好古園(こうこえん)では、秋の風物詩として人気のライトアップイベント「紅葉会(もみじえ)」が、2025年も開催されます。
園内の紅葉が最も美しく色づく11月下旬から12月初旬にかけて行われ、昼間とはまったく異なる幻想的な夜の庭園風景を楽しむことができます。
池泉回遊式の庭園全体が光で演出され、赤や金色に染まった紅葉がライトに照らされる光景は、思わずため息がこぼれるほどの美しさ。
静かな夜に浮かび上がる紅葉は、日中では味わえない特別な趣があります。
【2025年 好古園「紅葉会」開催情報】
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開催期間 | 2025年11月21日(金)~12月7日(日) |
| ライトアップ点灯時間 | 日没〜20:00(最終入園は19:30) |
| 開園時間 | 9:00~20:00(通常より夜間延長) |
| 開催場所 | 兵庫県姫路市本町68 姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」 |
| 入園料 | 大人:310円、小・中・高校生:150円(小学生未満は無料) |
※ライトアップは開催期間中の毎日実施。雨天時でも中止されることはほとんどありませんが、天候による変更は好古園公式サイトで最新情報をご確認ください。
ライトアップの見どころ3選
好古園には9つの異なる趣を持つ庭園があり、それぞれが独自の演出で夜を彩ります。中でも特に人気のある見どころは以下の3つです。
流れの平庭
枝垂れるもみじが流れる水面に映り込み、ライトに照らされた反射がまるで波のようにゆらめく幻想的なエリア。
赤と金のコントラストが美しく、静けさの中に紅葉の息づかいを感じられる場所です。
夏木の庭
紅葉のトンネルをくぐるようなアーチ状の庭道がライトアップされ、訪れる人々を非日常の空間へと誘います。
光に包まれた小径を歩くその時間は、まるで映画のワンシーンのようなロマンチックな体験に。
御屋敷の庭
鏡のような池に映り込む紅葉と建物が織りなす「逆さ紅葉」が圧巻。
動かない水面に浮かび上がるその姿は、まるで一枚の絵画のような静寂と美を湛えています。
期間限定!レストラン「活水軒」で味わう紅葉御膳
紅葉会の開催期間中は、園内にある和食レストラン「活水軒(かっすいけん)」も夜間特別営業を実施。
この時期だけの限定メニュー「紅葉御膳」が楽しめます。
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秋の旬素材をふんだんに使った贅沢な和食
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ライトアップされた庭園を眺めながら食事できる贅沢空間
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1日限定20食の予約制!事前予約は必須
庭園の光と紅葉を眺めながら食事を楽しめるのは、紅葉会ならではの醍醐味です。
撮影のポイントと注意点
園内の散策路は比較的歩きやすく、夜でも快適に移動が可能。
紅葉と光が織りなす風景は写真映えも抜群で、毎年多くのカメラ好きが訪れます。
ただし、夜間の三脚使用は禁止されているため、以下のような対策をおすすめします。
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スマートフォンのナイトモードを活用
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手ブレ補正機能付きのカメラを使用
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ISO感度を高めて短時間露出での撮影
持ち運びしやすいカメラや、最新スマホなら十分美しい写真が撮れますよ!
姫路城の紅葉の見頃
姫路の紅葉が最も美しく色づく時期は、例年11月中旬から12月上旬にかけてです。
標高のある書写山圓教寺や増位山随願寺では、比較的早めの10月下旬ごろから紅葉が始まり、11月中旬にピークを迎えることが多いです。
一方で、姫路城や好古園など市街地周辺の名所では、11月下旬から12月上旬が紅葉の見頃となります。
姫路は関西の中でも比較的温暖な気候のため、紅葉の期間が長く、秋の景色をゆっくり楽しめるのが魅力です。
特に、手柄山中央公園や広峯神社などでは、12月に入っても紅葉を楽しめる年もあるので、遅めの紅葉狩りにもぴったり。
2025年は、11月21日頃から見頃と予想されています。
姫路城の紅葉時期の混雑状況
ここでは、姫路城の紅葉時期の混雑する日や時間帯の傾向、回避するための方法を詳しくご紹介します!
①姫路城の紅葉の見頃はいつ?混雑ピークはいつ?
姫路城の紅葉は、例年11月中旬~11月下旬にかけてが最も色づきます。
とくに2025年は、以下の時期が混雑のピークになる可能性が高いです。
| 混雑が予想される日 | 理由 |
|---|---|
| 11月22日(土)〜24日(月・祝) | 三連休+見頃ピーク |
| 11月30日(日) | 見頃の最終週末に重なる |
| 平日でも11月25日〜29日 | 修学旅行・観光客が集中 |
この時期は、大天守入城の待ち時間が30分以上かかることもあります。
できるだけ朝イチに訪れるのがおすすめですよ。
②混雑しやすい時間帯とその特徴
| 時間帯 | 混雑傾向 |
|---|---|
| 10:00〜15:00 | 最も混み合う時間帯。チケット購入も行列に。 |
| 9:00〜10:00 | 比較的空いていておすすめ! |
| 16:00以降 | 日没前で人が減り始める時間帯。 |
紅葉の人気スポット「三の丸広場」や「好古園」も、日中はかなりの人出です。
撮影スポットも順番待ちになることがあるので、時間に余裕を持って行動しましょう。
③紅葉ライトアップ期間中の混雑状況【好古園】
好古園では、2025年も11月21日~12月7日まで紅葉のライトアップ「紅葉会」が開催されます。
| 時間帯 | 混雑傾向 |
|---|---|
| 日没〜18:30 | 点灯直後で最も混雑。ファミリーやカップルが集中。 |
| 19:00以降 | 人出が落ち着いてくる時間帯。写真撮影にも最適。 |
ライトアップされた紅葉を楽しむなら、平日の19時以降が狙い目!
幻想的な雰囲気の中で、ゆっくりと秋の夜を楽しめます。
④駐車場の混雑も注意!早めの行動がカギ
特に週末や祝日は要注意です。
姫路城の紅葉時期の混雑回避方法
ここでは、混雑をうまく避けながら姫路城の紅葉を快適に楽しむためのコツや、時間帯・曜日別の混み具合、駐車場やライトアップ時の注意点などを詳しくご紹介します。
① 午前中の「開園直後」が一番空いている!
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姫路城の開城時間は 9:00〜。
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混雑のピークは 10:30~15:00頃になるため、朝イチで到着すれば人が少ない状態で楽しめます。
② 平日を狙う!できれば火曜~木曜が◎
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土日祝は特に混雑するため、可能であれば平日に訪問するのがベストです。
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なかでも、火曜・水曜・木曜は団体客も少なく、ゆっくり紅葉が楽しめます。
③ ライトアップは「平日×19時以降」が穴場!
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好古園の紅葉ライトアップ(2025年は11/21~12/7開催)も人気ですが、点灯直後は人が集中しがち。
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19時以降になると人出が落ち着く傾向があり、ゆったり園内を歩けます。
④ 駐車場は事前予約か、朝イチ到着で確保
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「大手門駐車場」は便利ですが、土日や祝日は10時前に満車になることも。
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混雑を避けるためには:
混雑を避けるには…
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朝9時前に駐車場へ到着する
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周辺の予約制駐車場akippaや 安い駐車場を検索して事前に予約!特P(とくぴー)を使うととても便利です。
⑤ チケットはオンラインで事前購入
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混雑時はチケット売り場にも長い行列ができます。
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姫路城の入城券はオンラインで事前購入可能なので、スマホでQRコードを提示すればスムーズに入城できます。
⑥ 大天守は混雑が集中するので時間をずらす
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観光客が最初に向かいやすい「大天守」は午前〜昼過ぎが大混雑。
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先に好古園や城下町を散策して、15:00以降に大天守へ行くとスムーズに回れます。
⑦ 撮影スポットは裏側や高台が穴場!
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定番の「三の丸広場」は常に混み合いますが、裏手や姫山公園側の高台は比較的空いています。
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高台からは姫路城を見下ろす構図も撮影でき、紅葉とお城を一緒に収めるにはぴったり。
⑧ツアーを利用する
ストレスを避けて紅葉を満喫したい方には、観光ツアーの利用がおすすめ!
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チケット事前手配でスムーズ入場
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混雑回避のスケジューリングがばっちり
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ガイド付きで見どころを逃さず楽しめる
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移動もおまかせだからラク!
特に高齢の方や、小さなお子さん連れの方には安心感も大きいですよ。
⑨ホテル宿泊をする
「人混みは避けたいけど、団体ツアーはちょっと…」「自分のペースで紅葉を楽しみたい」
そんなあなたにぴったりなのが、近くに宿泊して自由に動ける“お泊まり紅葉プラン”です!
自分スタイルで楽しむなら、宿泊が正解!
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朝の空いている時間に、静かな紅葉を独り占め
宿泊していれば、混雑前の朝9時台にスムーズに姫路城へアクセス可能。人の少ない時間で、ゆっくり紅葉を味わえます。 -
夜のライトアップも、時間を気にせず楽しめる
日没後のライトアップは大人気。でも帰りの電車や渋滞が気になって、早めに切り上げてしまう人も…。
ホテルが近くにあれば、最後までゆったり鑑賞してそのまま帰れる安心感があります。 -
スケジュールは完全自由!自分のペースで満喫できる
ツアーの集合時間に縛られず、寄り道や撮影タイム、カフェ休憩も思いのまま。
他の紅葉スポットにも気ままに足を延ばせるのが、宿泊派の大きな魅力。 -
早朝&夜だけ紅葉を見る「裏技スケジュール」も可能
昼間は混雑を避けて別エリアで過ごし、朝夕に紅葉を楽しむ“逆張り旅”も、宿泊しているからこそできる技です。
\姫路城周辺の口コミのよいホテルはこちら!/
■姫路駅より徒歩約5分・駅と姫路城の中間に位置・姫路城入場券付き
■姫路城まで徒歩5分・創作料理と地酒のレストラン併設
■姫路城へ徒歩15分・宿泊者専用のサウナ付温浴施設も併設・姫路城入場券付き
まとめ
姫路城の紅葉シーズンは、白鷺城の名にふさわしい美しいコントラストが楽しめる人気の季節。
例年11月中旬から下旬にかけて見頃を迎え、姫路城周辺は紅葉狩りを楽しむ観光客でにぎわいます。
混雑を避けてゆったり楽しみたい方には、平日の午前中やライトアップの夜間遅めの時間帯がおすすめです。
また、近隣の「好古園」では期間限定で紅葉ライトアップ「紅葉会」も開催され、昼間とは異なる幻想的な風景を堪能できます。
アクセスはJR姫路駅から徒歩約15分、車の場合は中地ICから約20分。
ただし、大手門駐車場は紅葉シーズンにはすぐ満車になるため、**早めの到着や事前予約可能な駐車場の利用が◎**です。
姫路城の紅葉を存分に楽しむためには、混雑状況やアクセス方法を事前にチェックして、計画的に訪れるのがポイントです!




