秋の訪れとともに、日本三景のひとつ「宮島(厳島)」が一年で最も美しく輝く季節がやってきます。
紅葉谷公園や弥山を中心に、約700本ものモミジが鮮やかに色づき、朱色の大鳥居と紅葉が織りなす絶景はまさに“日本の秋の象徴”。
ただし、見頃を迎える11月上旬から下旬にかけては多くの観光客が訪れ、フェリー乗り場や紅葉谷公園周辺は大混雑となります。
そこでこの記事では、2025年の宮島紅葉の混雑状況・見頃の時期・ライトアップ情報・リアルタイムで混み具合を確認する方法を詳しく解説。
さらに、ゆっくり紅葉を楽しみたい方のために、混雑を避ける時間帯や回避ルート、おすすめの観賞スポットも紹介します。
宮島の紅葉を最大限に楽しむための完全ガイドとして、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
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クラブツーリズム
宮島の紅葉時期の基本情報
秋の宮島は、日本三景の名にふさわしく、島全体が鮮やかな紅葉に包まれる絶景のシーズンを迎えます。
特に紅葉谷公園を中心に約700本ものモミジが色づき、朱塗りの大鳥居や厳島神社とのコントラストが見事な光景を作り出します。
ここでは、宮島紅葉の見頃を訪れる前に知っておきたい基本情報(アクセス・入場料・駐車場など)をわかりやすくまとめました。
旅行計画を立てる際の参考にしてください。
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期間中の人出:約30万人
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絶景ポイント:紅葉谷橋周辺
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所在地: 広島県廿日市市紅葉谷
- 入場料:無料
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入場時間:特に制限なし(24時間観覧可能)
- 紅葉谷公園ライトアップ:2025年11月8日(土)~30日(日)の日没から21時まで
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電車アクセス
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JR山陽本線「宮島口駅」または広島電鉄「宮島口駅」下車
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宮島口〜宮島間はフェリーで約10分
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宮島桟橋から徒歩約20分
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車アクセス
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山陽自動車道「廿日市IC」または「大野IC」から約10分
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宮島口〜宮島間はフェリーで約10分
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宮島桟橋から徒歩約20分
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- 駐車場情報:宮島口駐車場:約1,000台(料金・1日あたり約1,000円)
宮島の紅葉の見頃2025はいつ?
宮島の紅葉は、例年11月上旬ごろから徐々に色づき始め、11月中旬〜12月初旬にかけてピークを迎えます。
朱塗りの厳島神社と紅葉の鮮やかな赤が織りなす景観は、まさに圧巻。
日本ならではの風情ある秋の絶景を楽しむことができます。
今年の見頃予想は、11/24~となっています。
宮島の紅葉のライトアップの期間や時間
紅葉の季節になると、紅葉谷公園では夜間ライトアップが行われます。
2025年は、2025年11月8日(土)~30日(日)日没後から20時頃までになっています。(延長の可能性もあり)
ライトアップ期間は、木々がやわらかな光に照らされ、幻想的な光景が広がります。
昼間の紅葉とは一味違う趣があり、闇に浮かぶモミジの赤やオレンジがより一層際立ちます。
光に包まれた紅葉を眺めていると、まるで別世界に迷い込んだようなロマンチックな気分を味わえます。
紅葉谷公園へ行ったけど撮影条件は、厳しい📸🍁🌉#宮島#紅葉谷公園#紅葉 #ライトアップ pic.twitter.com/33hACf97KE
— シルビア (@silviax) November 20, 2023
宮島の紅葉おすすめスポット
宮島には、紅葉の名所が点在しています。
なかでも、静かにゆっくり紅葉を楽しめる場所から、観光客に人気の定番スポットまで見応えたっぷり。
ここでは、特におすすめの紅葉スポットを5つご紹介します
おすすめスポット① 紅葉谷公園(もみじだにこうえん)
宮島を代表する紅葉の名所で、秋になると約700本のモミジが一斉に色づきます。
園内は紅葉谷橋を中心に広がり、旅館「岩惣」付近からロープウェー乗り場までのエリアが見どころです。
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散策時間:ゆっくり歩いて約15分ほど
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トイレ:園内に3カ所あり
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夜間は期間限定でライトアップも実施
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入園無料・年中無休
昼は鮮やかな赤と黄のコントラスト、夜はライトアップされた幻想的な紅葉が楽しめます。
おすすめスポット② 大聖院(だいしょういん)
宮島最古の寺院のひとつで、約1200年の歴史を誇るお寺。
荘厳な境内と紅葉のコラボレーションが見事で、写真映えも抜群です。
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開門時間:8:00~17:00(年中無休)
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拝観料:無料
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トイレ:境内に1カ所あり
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所要時間:じっくり見て約60分、短時間なら20分ほど
特に「五百羅漢庭園」は人気撮影スポット。無数の石仏と紅葉の共演は圧巻です。
おすすめスポット③ 大元公園(おおもとこうえん)
弥山(みせん)のふもとにある自然豊かな公園で、人混みが少なく、静かに紅葉を楽しめます。
紅葉だけでなく、四季折々の植物が楽しめる癒しのスポットです。
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アクセス:宮島桟橋から徒歩約25分
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トイレ:2カ所あり
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入園無料・年中無休
観光地の喧騒を離れて、自然の中でゆったりと紅葉を眺めたい方におすすめです。
おすすめスポット④ 今伊勢神社の階段(いまいせじんじゃ)
宮島桟橋から徒歩わずか5分。小高い丘・要害山にある今伊勢神社への階段道が“紅葉のトンネル”になります。
参道を彩るモミジのグラデーションはまるで絵画のよう。
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アクセス:宮島桟橋から徒歩約5分
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トイレ:なし
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入場無料・年中無休
短時間で紅葉を楽しみたい方や、写真を撮りたい方におすすめです。
おすすめスポット⑤ 木比屋谷公園(きびやだにこうえん)
大元公園の手前にある小さな公園で、観光客にはあまり知られていない“隠れ紅葉スポット”。
地元の人が散歩がてら訪れる穴場です。
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アクセス:宮島桟橋から徒歩約15分
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トイレ:付近に1カ所あり
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入園無料・年中無休
混雑ゼロで紅葉を満喫できる、のんびり派にぴったりの場所です。
宮島の紅葉時期の混雑状況予想
秋の宮島は、一年を通して最も多くの観光客が訪れる時期です。
特に11月中旬〜下旬の週末や祝日(文化の日・勤労感謝の日前後)はピークを迎え、フェリー乗り場から紅葉谷公園まで島全体がにぎわいます。
フェリー待ちや参道の混雑を避けるには、早朝または夕方の時間帯を選ぶのがポイントです。
朝7〜8時台のフェリーで渡ると、人の少ない中で静かな紅葉を満喫できます。
時間帯別の混雑状況と回避ポイント
時間帯 | 状況 | 混雑度(★=少〜★★★★★=多) | 回避のコツ |
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8:00〜9:30 | まだ観光客が少なく、地元の人が中心 | ★ | 早朝に渡島すれば快適に観光可能 |
10:00〜12:00 | フェリー・商店街・神社が混み始める | ★★★★ | この時間を避けて移動を早めに |
12:00〜14:00 | 観光とランチのピーク時間帯 | ★★★★★ | 昼食時間をずらすのがおすすめ |
14:00〜16:00 | ロープウェイが特に混雑 | ★★★★ | 乗るなら午前中がベスト |
16:00以降 | 日帰り客が帰り始めやや落ち着く | ★★ | ライトアップ見学に最適 |
場所別の混雑状況
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フェリー乗り場(宮島口)
→ 9時〜11時に長蛇の列。朝7時台の便を狙うとスムーズ。 -
表参道商店街
→ 昼前から人通りが増加。ランチタイムは混雑のピーク。
→ 14時以降なら比較的歩きやすくなります。 -
紅葉谷公園・厳島神社周辺
→ 10時〜15時が最も混雑。写真撮影スポットでは列ができることも。
→ 8時台または16時以降ならゆっくり紅葉鑑賞が可能。 -
宮島ロープウェイ
→ 午後に集中。紅葉シーズンは待ち時間30分〜1時間ほど。
→ 午前中に利用すれば待ち時間はほとんどなし。
宮島の紅葉時期の混雑をリアルタイムで知る方法
宮島の紅葉シーズンは、特に11月中旬から下旬にかけては、フェリーや紅葉谷公園周辺が大変混雑します。
そんな中で便利なのが、リアルタイムで混雑状況を確認できるツールやサービスです。
出発前や観光中に混み具合をチェックすれば、ピークを避けてスムーズに移動できます。
ここでは、宮島の紅葉混雑をリアルタイムで知るための最新のチェック方法をわかりやすく紹介します。
① Googleマップの「混雑状況」表示をチェック
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Googleマップアプリで「紅葉谷公園」「厳島神社」「宮島フェリー」などと検索すると、
お店や観光地の「現在の混雑状況」がグラフで表示されます。 -
「通常より混んでいます」「現在は空いています」といったリアルタイム情報を確認可能。
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特にフェリー乗り場(宮島口桟橋)は混雑の目安が非常に分かりやすいです。
おすすめチェックポイント
- 宮島口フェリーターミナル
- 紅葉谷公園
- 表参道商店街
- 宮島ロープウェイ紅葉谷駅
② X(旧Twitter)・Instagramのリアル投稿を見る
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「#宮島紅葉」「#紅葉谷公園」「#厳島神社」などのハッシュタグ検索で、
訪問者が投稿した最新の写真や混雑の様子をチェックできます。 -
特に午前中・昼頃の投稿で「人多い」「空いてる」といった現地コメントが多く参考になります。
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Instagramでは「場所タグ(例:紅葉谷公園)」をタップしてリアルタイム画像を見るのがおすすめ。
③ 宮島観光協会・廿日市市公式サイトのライブカメラ
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宮島観光協会では、フェリー乗り場周辺や宮島桟橋のライブカメラ映像を配信しています。
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現在の天気や人の流れ、観光客の数などをリアルタイムで確認可能。
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紅葉シーズンは随時更新され、現地の混雑具合を出発前に把握できます。
④ JR西日本・宮島フェリー運行情報を確認
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紅葉シーズンには、フェリーの待ち時間や乗船状況も重要です。
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JR西日本宮島フェリーと松大汽船の公式サイト・X(旧Twitter)で、
運行状況・臨時便・混雑時の待機列情報を随時発信しています。
公式リンク
⑤ Googleトラフィックで道路・駐車場の混み具合を確認
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車で行く場合は、Googleマップの「交通状況」機能が便利。
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宮島口周辺道路(国道2号線や廿日市IC付近)が赤く表示されていれば渋滞中です。
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駐車場の混雑は、「タイムズ宮島口」「宮島口駐車場」などを検索すると、
現在の空き状況や満車情報を確認できます。
宮島の紅葉時期の混雑回避方法
紅葉シーズンの宮島は全国的にも人気の高い観光地のため、何も対策をせずに行くと大混雑に巻き込まれる可能性があります。
しかし、少し工夫をするだけで快適に観光することができます。
ここでは、時間・アクセス・観光ルート・宿泊の4つの視点から混雑を避けるコツを紹介します。
① 時間帯をずらすのが最大のポイント
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一番混雑するのは 10:00〜15:00 の時間帯。
特にフェリー乗り場、厳島神社、紅葉谷公園は人が集中します。 -
早朝(7:00〜8:30) のフェリーに乗れば、ほとんど人がいない中で紅葉をゆっくり鑑賞できます。
朝の光に照らされた紅葉と鳥居は格別です。 -
夕方(16:00以降) もおすすめ。
日帰り客が帰り始めるため人が減り、ライトアップされた紅葉をゆったり楽しめます。 -
特に宿泊者は、夜の宮島の静けさとライトアップの幻想的な風景を独り占めできます。
② フェリーは朝一番か夕方便を狙う
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宮島口フェリーターミナルは朝9時以降に混雑が始まり、11時前後は長蛇の列。
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始発〜8時台のフェリーがもっともスムーズです。
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フェリー会社(JR西日本フェリー・松大汽船)の運航間隔は約15分ごとなので、1本遅らせるだけでも快適さが違います。
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ICカード(Suica・ICOCAなど)を使えば、切符を買う列に並ばずに乗船可能です。
③ 観光ルートの工夫で人混みを避ける
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多くの人は宮島桟橋から表参道商店街→厳島神社→紅葉谷公園の順に回ります。
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そのため、逆ルート(紅葉谷公園→厳島神社→商店街)を取るのがおすすめ。
朝一番に紅葉谷を訪れれば、静かな紅葉を堪能できます。 -
ロープウェイを利用する場合も、午前中の早い時間が空いています。
午後は待ち時間が30〜60分発生することもあるので注意。
④ 平日に行けるならベスト
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平日は比較的落ち着いており、観光客の数は週末の半分以下。
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特に火曜・水曜・木曜は空いており、撮影やゆっくり散策するには最適です。
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金曜日の午後から人が増え始めるので、訪問するなら週の前半を狙いましょう。
⑤ 駐車場・アクセスの工夫
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宮島口の駐車場は紅葉シーズン中は朝9時頃には満車になります。
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車で行く場合は、朝8時までに現地到着を目指すか、
近隣の「JR廿日市駅」「阿品駅」周辺のコインパーキングに停めて電車で宮島口へ移動するのがおすすめです。 -
フェリーの混雑を避けたい場合は、前泊して早朝の便で出発するのが最も確実な方法です。
小さなお子様連れのご家族が多い場合、不安な方には、事前の予約できる駐車場はおすすめです。
akippaや 安い駐車場を検索して事前に予約!特P(とくぴー)を使うことで次のメリットがあります。
- 当日駐車場を探す必要がない
- 混雑を避けられる
- 個人の方の空いてるスペースを利用した駐車場なので安い
- 帰りもスムーズに駐車場から出れる
これらの駐車場をうまく利用して紅葉を楽しみましょう
⑥ツアーを利用する
紅葉シーズンの宮島は、フェリーや紅葉谷公園が大混雑。
そんな中、ツアー利用なら混雑を気にせずスムーズに観光できます
ツアーをおすすめする理由
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面倒なフェリーや電車のチケット手配が不要
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ガイド付きで、紅葉の見どころを効率よく巡れる
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バスの発着時間が調整されているため、ピーク時間を避けて移動可能
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人気の撮影スポットやライトアップエリアもベストタイミングで案内
また、昼食付きプランや温泉立ち寄りコースなど、
紅葉観賞以外の楽しみもセットになっているので旅行気分も満喫できます
⑦ 宿泊して「夜の宮島」を楽しむ
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宮島は日中の観光客のほとんどが日帰りですが、夜になると一気に人が少なくなります。
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島内の旅館やホテルに泊まれば、ライトアップされた厳島神社や紅葉谷を静かに散策できます。
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夕食後の19時〜20時頃は特に穴場で、幻想的な紅葉を独り占めできる時間帯です。
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宿泊先は早めの予約が必須。紅葉シーズンは1〜2ヶ月前でも満室になることがあります。
■瀬戸内の絶景を望む眺望自慢の宿・夜間厳島神社ライトアップ見学や宮島参拝遊覧船など利用の際も送迎可能
■フェリー乗り場まで徒歩30秒・JR宮島口駅から徒歩5分・無料駐車場完備・JRフェリーチケット往復分付き
■高台に立つ料理とおもてなしの宿・厳島神社まで徒歩10分・フェリー乗り場⇔ホテル無料送迎有。
まとめ
宮島の紅葉は、例年11月中旬から12月初旬にかけてが見頃で、紅葉谷公園や厳島神社周辺では朱色と黄金色の絶景が広がります。
ただしこの時期は多くの観光客で賑わうため、早朝や平日を狙うのが混雑回避のポイントです。
また、ライトアップ期間中の夜は幻想的な雰囲気が楽しめますが、日中よりもやや混雑が落ち着くためおすすめ。
リアルタイムで混雑状況を知りたい場合は、Googleマップ・宮島観光協会ライブカメラ・SNS投稿を活用すると便利です。
さらに、ツアーを利用すればフェリーの待ち時間や移動の手間も軽減でき、快適に紅葉を満喫できます。
2025年の秋は、ぜひ計画的に訪れて、宮島ならではの美しい紅葉と神秘的なライトアップを存分に堪能してください