東京都心にありながら、豊かな自然が楽しめる「新宿御苑」は、秋になると紅葉の名所として多くの人で賑わいます。
例年、モミジやイチョウが色づき、園内はまるで絵画のような美しさに包まれます。
この記事では、新宿御苑の紅葉の見頃時期やリアルな混雑状況、ライトアップ情報に加え、駐車場の有無やアクセス方法まで詳しくご紹介します。
紅葉シーズンに快適に訪れるための混雑回避のポイントも解説しているので、秋の新宿御苑を満喫したい方はぜひチェックしてください。
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新宿御苑の紅葉・ライトアップ基本情報
新宿御苑は、都心にありながら自然の四季折々の表情を楽しめる貴重なスポットです。
中でも秋は、モミジやイチョウなどが園内を鮮やかに彩り、都内屈指の紅葉名所として多くの来園者が訪れます。
紅葉シーズンにはライトアップイベントも行われ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気が楽しめるのも魅力のひとつです。
ここでは、新宿御苑の紅葉とライトアップに関する基本情報をわかりやすくご紹介します。
見頃の時期や開催スケジュールなど、訪れる前に知っておきたいポイントをチェックしておきましょう。
新宿御苑の紅葉開催概要
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例年の見頃
11月下旬〜12月中旬 -
紅葉の種類
ハナミズキ、ユリノキ、プラタナス、カエデ、ラクウショウ、イチョウ、サクラ類 - 期間中の人出
約590,000人 - お祭り・イベント期間
11月1日~11月15日 -
絶景ポイント
・整形式庭園のプラタナス並木
・温室周辺の大銀杏
・もみじ山のカエデ -
所在地
東京都新宿区内藤町11 - 入場料
一般:500円
65歳以上・高校生以上の学生:250円
中学生以下:無料 -
入場時間
9:00〜16:00(閉門は16:30)
※特別開園期間(11月1日~11月15日)は無休 -
交通案内(電車)
・JR・京王・小田急線 新宿駅南口より徒歩10分
・JR 千駄ヶ谷駅より徒歩5分
・東京メトロ 丸ノ内線 新宿御苑前駅より徒歩5分
・都営新宿線 新宿三丁目駅より徒歩5分 -
交通案内(車)
・首都高速「新宿出口」よりR20号経由 約2.3km
・首都高速「外苑出口」より外苑東通り、新宿通り経由 約1.5km -
駐車場
・普通車:200台(入園者)
2時間まで600円/以降30分毎200円
・大型車:5台
1時間まで2,500円/以降30分毎900円
ライトアップ情報
2025年の紅葉シーズンにおける新宿御苑のライトアップは、今のところ計画されていません
見どころ
1906年(明治39年)に皇室の御用地として整備され、のちに一般公開された歴史ある庭園です。
総面積はおよそ58万3000平方メートル、外周は約3.5キロに及びます。
園内には、整ったデザインのプラタナス並木が印象的な西洋風の庭園、自然な風景美を活かした風景式庭園、そして日本独自の美意識が感じられる日本庭園が巧みに融合されています。
四季を通じて木々の移ろいが楽しめますが、特に秋の紅葉シーズンは格別です。
例年、10月中旬ごろから紅葉が始まり、11月下旬から12月上旬にかけては園内全体がイチョウやモミジ、サクラなどの鮮やかな色彩で包まれます。
園内の新宿門付近では、紅葉したカエデの枝葉がまるでアーチのようになっており、訪れる人々を迎え入れます。
ほかにも、日本庭園内のモミジや、旧洋館御休所の前庭、中央休憩所周辺、そして新宿門近くに立つイチョウの黄葉も見逃せません。
紅葉のラストを飾るのは、「モミジ山」と呼ばれるエリアのカエデたち。季節の終盤でもその鮮やかさは見応えがあります。
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新宿御苑の紅葉2025の見頃
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 色づき始め | 2025年10月中旬ごろ |
| 見頃のピーク | 2025年11月下旬〜12月上旬 |
| 最後の紅葉 | 12月中旬ごろまで(モミジ山など) |
| 主な紅葉の種類 | カエデ、イチョウ、サクラなど |
見頃のポイント
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10月中旬~下旬:早めに色づくカエデが見られ始め、秋の気配が園内に広がります。
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11月中旬〜下旬:紅葉のピークを迎え、イチョウの黄色やカエデの赤が一番鮮やかな時期になります。
-
12月上旬:見頃の終盤ですが、モミジなど一部のエリアではまだ美しい紅葉が残っています。
新宿御苑の駐車場やアクセス
新宿御苑へのアクセスや駐車場情報について、公共交通機関を使う方法や、車で訪れる際に気になる駐車場の料金・利用時間など、事前に知っておくと安心な情報を詳しくご紹介します。
新宿御苑の駐車場
営業時間: 午前7時30分〜午後9時(※出庫は24時間可能)
定休日: 年中無休
駐車料金(新宿御苑に入園される方)
| 駐車時間 | 料金 |
|---|---|
| 最初の2時間 | 600円 |
| 以後30分ごと | 200円 |
| 当日最大料金(24時まで) | 2,900円 |
※入園目的でご利用の方は、「大木戸門券売所」にて入園券(または年間パスポート)と駐車券を必ずご提示ください。
障がい者手帳をお持ちの方の割引について
・ご本人が障がい者手帳をご提示される場合、または運転者が介助者で同乗者が障がい者手帳を所持している場合は、駐車料金が無料となります。
・対象となる手帳は、原本またはミライロIDでの提示が可能です。
・こちらも、「大木戸門券売所」で障がい者手帳と駐車券をスタッフへご提示ください。
駐車場のみご利用の場合(新宿御苑に入園されない方)
| 駐車時間 | 料金 |
|---|---|
| 15分ごと | 300円 |
| 当日最大料金(24時まで) | 3,400円 |
駐車台数
| 車種 | 台数 |
|---|---|
| 普通車 | 約200台 |
| 大型車 | 5台程度 |
※駐車料金や利用ルールは、時期やイベントにより変更となる場合がありますので、来園前に公式情報をご確認ください。
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-
- 当日駐車場を探す必要がない
- 混雑を避けられる
- 個人の方の空いてるスペースを利用した駐車場なので安い
- 帰りもスムーズに駐車場から出れる
アクセス
【新宿門】へのアクセス方法(メインゲート)
特徴:
最も利用者が多い正面の入口で、JR新宿駅から徒歩10〜15分程度です。
■徒歩(JR新宿駅から)
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JR「新宿駅」東南口を出る
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エスカレーターかエレベーターで地上の広場に降りる
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横断歩道を渡って、線路沿いの道をまっすぐ進む
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甲州街道を渡り、「新宿四丁目交差点」を越える
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「世界堂」前の横断歩道を渡ったら、右方向の横断歩道も渡る
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その後左折し、直進すると右手に新宿門、左手にインフォメーションセンターが見えてくる
■電車でのアクセス
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東京メトロ副都心線「新宿三丁目駅」E5出口より徒歩約5分
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東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」出口1から徒歩約5分
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都営新宿線「新宿三丁目駅」C1またはC5出口から徒歩約5分
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西武新宿線「西武新宿駅」から徒歩約15分
■バスでのアクセス
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都営バス「品97」系統:バス停「新宿三丁目」下車
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都営バス「池86」系統:バス停「新宿四丁目」下車
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都営バス「早77」系統:バス停「新宿伊勢丹前」下車
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新宿WEバス:バス停「新宿御苑」下車
【大木戸門】へのアクセス方法(駐車場に最も近い門)
特徴:
車で来園される方に便利な門で、新宿御苑の温室にもアクセスしやすいのがポイントです。
■電車でのアクセス
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東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」出口2から徒歩約5分
■バスでのアクセス
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都営バス「品97」系統:バス停「新宿一丁目」下車
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都営バス「早81」系統:バス停「四谷四丁目」下車
【千駄ヶ谷門】へのアクセス方法(落ち着いた穴場の門)
特徴:
利用者は少なめですが、すぐ近くに「こども広場」や芝生エリアが広がっており、家族連れにおすすめです。
■電車でのアクセス
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JR総武線「千駄ヶ谷駅」から徒歩約5分
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都営大江戸線「国立競技場駅」A5出口から徒歩約5分
■バスでのアクセス
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都営バス「黒77」系統:バス停「千駄ヶ谷駅前」下車
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都営バス「早81」系統:バス停「千駄ヶ谷駅前」下車
新宿御苑の紅葉の混雑状況
新宿御苑といえば、春の桜シーズンには多くの来園者でにぎわうことで知られていますが、紅葉の時期はそれほど混雑が激しいわけではありません。
とはいえ、週末や祝日になると人出が増え、新宿門では入園待ちの行列ができることもあります。
そのため、混雑を避けたい方には、比較的空いている「千駄ヶ谷門」からの入園が狙い目です。
園内はとても広く、中心部や人気スポットの日本庭園周辺は人が集まりやすいですが、少し離れたエリアに行けば、ゆっくりと紅葉を楽しめる静かな空間が広がっています。
混雑を避けて、落ち着いた雰囲気で紅葉を堪能したいなら、時間帯や入園口の選び方、散策ルートの工夫がポイントです。
新宿御苑の紅葉時期の混雑回避方法
① 平日の午前中を狙う
平日は土日祝と比べて来園者が少なく、特に開園直後(9:00〜10:30頃)が最も空いています。
紅葉の光が朝日で透けて、とってもきれいに見える時間帯でもあるんですよ~!
観光バスが到着する前なので、静かに紅葉を楽しみたい人にはベストです。
② 入園は「千駄ヶ谷門」か「大木戸門」から
一番人気の「新宿門」は週末に長い列ができやすいスポット。
でも、反対側にある千駄ヶ谷門や大木戸門は比較的空いていてスムーズに入園できます。
どちらも駅からのアクセスも悪くないので、ちょっとだけルートを変えるだけで快適度がアップします!
③ 人気スポットから少し離れた場所へ行く
日本庭園やプラタナス並木は確かに見応え抜群ですが、やっぱり人も集まりがち。
広い園内の奥へ進んでいくと、静かな紅葉スポットがたくさんあります。
たとえば、「下の池」や「イギリス風景式庭園」周辺は、落ち着いて紅葉が楽しめる隠れた名所です。
④ 午後は14時以降が比較的落ち着く
午前からの来園者が帰り始める14時以降は、少しずつ人の流れがゆるやかになります。
夕方の柔らかい光の中で見る紅葉もまた風情があって、ゆっくり散策したい人にはおすすめの時間帯です。
⑤ チケットは事前う購入しておく
紅葉のピーク時は、入園券を買うのにも列ができることがあります。
公式サイトで事前にオンラインチケットを購入しておくと、当日スムーズに入園できますよ!
スマホひとつでサッと入れるので、混雑のストレスも激減です。
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⑥ツアーを利用する
紅葉の名所・新宿御苑をゆったり楽しみたいなら、混雑を避けられるツアーの利用がおすすめです!
特に秋の見頃シーズンは、週末やお昼の時間帯を中心に、入園待ちの行列や人混みに疲れてしまうことも……。
でも、ガイド付きの紅葉ツアーや、時間指定の優先入園がついたプランなら、スムーズに入場できて、紅葉スポットもしっかり案内してもらえるんですよ。
また、ツアーなら見どころを効率よく回れるうえ、ベンチでの休憩や撮影タイムなどもちゃんと確保されているので、自分のペースで楽しめるのが魅力。
★新宿御苑の紅葉のツアーを開催している旅行会社★
⑦ホテルに前泊する
新宿御苑の紅葉は、都内屈指の美しさですが、週末や祝日になると朝から大混雑…。
入場の行列、電車の混雑、写真を撮るスペースもなかなか取れない…。
そんな悩み、前日からホテルに泊まることで全部解決できます!
✔ 朝イチで入園して、静かな園内をゆったり散策
✔ 渋滞も電車も関係なし!徒歩圏内のホテルならストレスゼロ
✔ 荷物を置いて、身軽に紅葉撮影やピクニックも楽しめる
✔ 紅葉のあとはホテルでのんびりティータイムやスパも♪
「せっかくの紅葉狩り、余裕のある時間を過ごしたい」
そんなあなたにぴったりなのが、“新宿エリアでのホテルステイ”。
特に早朝の紅葉は、格別の美しさです。
ぜひホテルに泊まって、あなただけの静かな紅葉時間を楽しんでくださいね。
■宿泊者専用大浴場完備・新宿御苑のすぐそば・新宿御苑前駅1番出口から徒歩1分
まとめ
新宿御苑の紅葉は、11月中旬から12月上旬が最も美しい見頃の時期となります。
紅葉シーズンは非常に人気が高く、特に週末や祝日は入園待ちの列ができるほどの混雑となることもあります。
そんなときは、朝早い時間帯や平日を狙うのがおすすめです。
また、混雑を避けてゆっくり紅葉を楽しみたい方には、近隣ホテルへの宿泊も一つの手です。
ライトアップは実施されていないものの、日中の陽ざしに照らされた紅葉はまさに絶景です。
アクセス方法は、電車・バスともに各門ごとに複数のルートが用意されており、初めての方でも安心して来園できます。
駐車場は大木戸門付近に設置されており、車での来園にも対応。
新宿の中心にありながら、自然の美しさを感じられる新宿御苑。
紅葉狩りを計画している方は、ぜひ本記事を参考に、快適なひとときを過ごしてください。



